新たな指揮官、新井貴浩監督誕生に沸く我らがカープ。その一挙手一投足にファンの期待もますます膨らむばかり。広島ホームテレビ『カープ道』は、新井新監督とゆかりある方々を独自に訪問。その素顔にあらゆる角度から迫る。

新井新監督は地元広島出身。1998年ドラフト6位でカープに入団し、通算2000安打も達成した球史に残るスラッガー。ファンにも愛された男が指揮官として再び赤きユニフォームに袖を通した。

新井貴浩監督

まずは、監督就任の記者会見に出席した吉弘翔アナ。同じ広島工出身のヤクルト・高津臣吾監督とどう戦うかを質問すると、「難しい質問」と言われてしまった吉弘アナ。会見後、新井新監督に謝りに行くと「全然いいよ。もっとグイグイ来るかと思ったよと言ってもらった。今後はグイグイ行かせてもらって、歓喜のシーンをまた取材したい。そして優勝のビールかけでビールをグイグイかけてほしい」と新井新監督にメッセージした。

吉弘翔アナ

選手時代には2016年から三連覇に貢献し、華々しい経歴を経ての監督就任。その黄金期を共に戦ったカープOBの今村猛さんは「新井さんは皆さんが見てる通りの人。イジる、笑いをとるの繰り返し。カープ復帰後はチームのまとめ役を買って出た、大きいお兄ちゃん的存在。同じ選手だけど次元が違うと感じた」と振り返る。「今の新井さんのままで監督をやってほしい。優勝を狙えるチームだと思うので、強いチームに戻してください」と語った。

カープOB 今村猛さん

続いては、入団以来プライベートの新井新監督を知る「中華そば つばめ」(広島市西区)店主の安本善幸さんの元を訪ねる。コロナ禍以前は2週間に一度は来店していたという新井新監督。ニット帽を深く被ってもすぐに他の来店客に気づかれてしまい、「一人一人に握手、写メ、サイン」とサービス精神を見せていたという。厳しい練習に励む背番号25が愛した「中華そば(750円)は、飽きのこないあっさり系の味。奥様、お子様、ご両親、そして来シーズン二軍打撃コーチに就任が決まった弟の新井良太さんとも来店している。「兄弟仲良く、二人とも腰が低い。良太は偉大な兄貴を崇拝していると思う。普段通りの気持ちであまり肩肘張らず、マイペースで頑張ってください、優勝を願っています」と新井新監督にエールを送った。

安本善幸さん 中華そば つばめ (広島市西区)

コーチ時代に若き新井新監督を指導したカープOBの木下富雄さんは、新井新監督の4年の解説経験が人材育成に役立ち、適任だと見る。今はバットを串に持ち替え、焼き鳥店「カープ鳥きのした」で腕を振るう木下さん。店のメニューには、すべてカープ選手名が付いていることでお馴染み。歴代の監督は、チームの心臓という理由から「心臓(ハツ)(198円)」に名前が付いていた。当然、新井新監督もハツ? 「毎年キャンプを見に行ったり、いろいろ情報を仕入れて、3月上旬に作り上げる。開幕までのお楽しみ」と木下さんは期待を高めた。

カープOB 木下富雄さん

 

最後に登場したのは、新井新監督を愛するがゆえ、本人そっくりのスタイルで応援する新丼(どん)貴浩さん。監督の呼び声が高くなった頃、衣装にアイロンがけして準備していたという。しかしカープの情報を呟くSNSに、「足を使った野球を」といった激励のメールも届き、困惑しているとも。「新井さんには監督という立場で元気に過ごしていただきたい」と、体調を気遣うメッセージを送り、締めくくった。

新丼(どん)貴浩さん

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 11月2日放送

ライター 湯谷葉子