広島県内で絶品グルメがいただける、一度は行ってみたいポツンと一軒グルメ。今回は、東広島市高屋町。広大な敷地にポツンとありました、全国の珍しい巨石を置いている「仙石庭園」。企画・設計・施工などオーナー自らの私財を投じて作った岩石庭園です。

仙石庭園

石を愛するオーナーは山名征三さん。この庭園は、1万2千坪・4ヘクタール、縮景園の2倍の広さがあり、そこに全国の鉱石・奇石・組石を展示しています。きっかけは、たまたま大量の石を入手したこと。元々この場所はなにもない耕作放棄地だったそうで、オーナー自ら全国から石を集めて造った100%山名さんの趣味の岩石庭園です。

本格的な築庭はもちろん、石に関しても全くの素人。そこで、日本庭園の歴史、種類も勉強し、貴重な素材を使って自ら造園するのは、試行錯誤の連続だったそうです。こんな立派な庭を作るということは造園業かと思いきや、本職はなんとお医者さん。山名さんは、医療業界で知らない人がいないほどの名医なんです。医師であり造園家でもあるんですね。

山名征三さん

この庭園で散策できる箇所は「上段の庭」「下段の庭」「ワニ池周辺」「仙神大滝周辺」「山門と三重に山」「奥の院」「仙石庭園の花」の七ヶ所。湯来温泉の辺りで採れる「砂谷石」を使った庭や、高知の「仁淀川紅簾石」「天狗石」、広島・向原「ワニ石」「モアイ石」に、全国の石業者の間で日本一の石と言われる「京都紅加茂石」の組石などを見ることができます。

庭園内

 

京都紅加茂石

さらには、江戸時代の徳川家家紋が入った「徳川家石灯籠」も展示しています。そして、庭園の目玉である「仙石富士」を作り、麓には富士五湖にちなんで、仙石湖を作り、広がりを楽しめる空間を作りました。なんと庭には高さ15mの滝「仙神大滝」まであるんです。さらに、これから見ごろを迎える紅葉のエリアの近くには、出雲大社のデザインをモチーフにした博物館もあります。

仙石富士

 

仙神大滝

 

博物館

こちらでは、庭園内にあるお食事処「石庭」で、彩り豊かな旬の食材をたっぷり使ったお料理がいただけます。店内にある横長の大きな窓からは、紅葉が眺められます。そんな紅葉を眺めながらいただけるのが、焼物八寸・旬のお造り・煮物・旬の揚げ物・牛ステーキ・西条柿のデザートなど、赤や黄色に染まる紅葉にも引けを取らない鮮やかな料理の数々が入った「松花堂御膳」。

店内

 

松花堂御膳 2,000円 限定20食

どれも上品で贅沢な気分にしてくれる、とても美味しい料理です。さらに、海鮮寿司重箱膳や、和の庭園にぴったりのパフェのような「あんみつ」もあります。

海鮮寿司重箱膳 1,700円

 

あんみつジェラート付き(抹茶)700円

これから見ごろを迎える紅葉を見ながらの食事。そして、なかなか見る事の出来ない巨石で造った岩石庭園。ここはまるで癒しの空間のようです。なんとこの庭園、全国初!庭石登録博物館になっているそうで、文化遺産として後世に残る庭園です。また、庭園内には20基のBBQサイトもあり、今後オートキャンプ場・フットサル場がオープン予定だそうです。この秋、お出かけ先の候補にいかがですか。

 

仙石庭園

東広島市高屋町高屋堀1589-7
電話:082-434-3360 年中無休
庭園営業時間:午前9時 〜 午後5時 入園料1,000円
お食事処「石庭」営業時間:午前11時半 〜 午後2時半(ラストオーダー)

広島ホームテレビ『5up!』(2022年11月4日 放送)