広島県内には多数の国宝がありますが、そのほとんどは厳島神社のある廿日市市や福山市にあり、広島市内にある唯一の国宝が東区牛田新町にある不動院金堂です。アストラムライン不動院前駅から徒歩2~3分とアクセスが良く、不動院の敷地内には多数の重要文化財があるので歴史を感じながら紅葉を楽しめます。

 

重要文化財がお出迎え 不動院楼門

不動院の敷地内に入ってすぐ出迎えてくれるのが、重要文化財の「不動院楼門」です。室町時代末期から安土桃山時代(16世紀後半)の頃に建立された門といわれています。本来であれば、石灯篭の奥から楼門がしっかり見えるように撮影すべきなのでしょうが、両サイドに写っている紅葉をお見せしたくこのサイズ感にしました。

拡大してみて頂くと分かるのですが、楼門の両サイドには木造仁王立像が安置されています。永仁2年(1294)の作だと言われており、こちらは広島県指定の重要文化財です。

阿形

 

吽形

口を開いた「阿形」は宇宙の始まりを表しているとされ、一方の口を閉じた「吽形」は宇宙の終わりを表していると言われています。700年以上前の作品が力強く立っている姿は、見る人に色々な思いを湧き立たせるはずです。

 

国宝 不動院金堂 不動院金堂

楼門をくぐると国宝・不動院金堂が現れます。戦国時代建立の禅宗様建築で、天井にある墨書から天文9年(1540)頃の建立と推定されています。大内義隆が周防山口に建てたものを、安国寺恵瓊が天正年間(1573-1591)に移建し、仏殿にしたと伝えられています。また、昭和20年8月の原爆にも耐えた被爆建物にも指定されています。

横から見るとまた違った雰囲気を感じさせてくれます。

不動院金堂

 

こちらも重要文化財 鐘楼堂 鐘楼堂

金堂の横にある鐘楼堂です。歴史的な建造物や像に心奪われつつありましたが、ようやく紅葉スポットらしい姿が見られました。近くで見ると、さらにキレイでした。

 

他にも敷地内には紅葉が美しい場所がいくつもあります。歴史を感じながら散策するのも楽しいと思います。

金堂の裏にはこんな景色も

 

 

 

不動院

住所:広島市東区牛田新町3-4-9

TEL:082-221-6923

公式サイト:http://www.megaegg.ne.jp/~fudouin/

 

 

ひろしまリード編集部