皆さんは、「エシカルツーリズム」という言葉を聞いたことはありますか?

福山市の走島(はしりじま)で行われたツアーを取材しました。親子連れなど15人が参加したツアーでは、波音を感じながらビーチヨガを楽しんでいました。

海岸でヨガを楽しむ参加者

ヨガの次に始まったのは、参加者それぞれがトングとゴミ袋をもって行うゴミ拾いでした。このツアー「エシカルツーリズム」といい、環境に優しいツアーとして注目されているのです。

ゴミ拾いの様子

主催する浜上京大(はまがみ・きょうた)さんによると、エシカルツーリズムは「環境に配慮した旅」「倫理的な旅」のことを指すといい、沖縄で行われているエコツアーを参考に、観光と海岸清掃を組み合わせたツアーを考えたといいます。

「環境や一次産業を子どもたちに継承していきたい」と浜上さんは話します。

エシカルツーリズムを主催する浜上さん

漁師をしながら民宿を経営している浜上さん。海岸や漁の網にかかる大漁のゴミを目の当たりにし、新しい旅の楽しみ方として、ゴミ拾い活動を提案したのです。

海岸のゴミ

一度参加するとリピーターになる人も多いというこのツアー。ヨガやバーベキューを楽しんだ後、海岸のゴミを拾いました。

バーベキューを楽しむ参加者たち

海岸で見つかるゴミの中で多いのが、ペットボトルなどのプラスチックごみ。ゴミを使って浜上さんが行っているのが、キーホルダーやコースターなどに蘇らせる活動です。

「イベントなどで販売し、資源の大切さやプラスチックごみを減らすきっかけになれば」と話します。

プラスチックごみで作ったキーホルダーやコースター

参加者からは「ヨガもあるし地元の物も食べられるし、ゴミ拾いもできる。今後も参加したい」「ゴミから生まれたアクセサリーで素敵なモノを作れる。SDGsについて考えるべきことなのだと、あらためて思った」という声が聞かれました。

掃除をしながら海を楽しむ新感覚ツアー。新たな旅のカタチとして広がっていってほしいですね。

キレイになった海岸

 

 

広島ホームテレビ『5up!』
地球派宣言コーナー(2022年11月9日放送)