ライトアップされた夜の倉敷美観地区へ

昔ながらの白壁の町並みが残る岡山県・倉敷美観地区。柳並木の倉敷川沿いに白壁の蔵屋敷が並び、レトロモダンな風景を描き出しています。

昼間のにぎわいもいいけれど、しっとりとライトアップされた夜に出かけてみるのはいかがですか。

大原美術館や洋館がならぶ倉敷川周辺は、日没から21〜22時まで毎日ライトアップされ、幻想的な景色に変わります。

夜間景観照明は、世界的な照明デザイナー石井幹子さんプロデュースによるもの。日が暮れる頃、やわらかな灯りがぽうっとともる光景はとてもロマンチック。

こちらは倉敷美観地区のシンボルのひとつ、『倉敷館』。1917年建造の木造建築で、元は町役場として使われていたものを現在は観光案内所として活用されています。

日没直後、夕暮れから夜に変わる瞬間。まるでシャガール? ゴッホの星月夜? そんな風景が広がります。

 

倉敷美観地区夜間景観照明
4月〜9月(日没〜22:00)
10月〜3月(日没〜21:00)
http://www.kurashiki-tabi.jp/see/201/

 

歩くだけで楽しい。倉敷美観地区の夜の風景

倉敷川の水面にゆらめく柳並木のシルエットを眺めながら、夜風に吹かれて、のんびり歩く。気持ちのいい時間が流れていきます。

 

開いているお店をのぞきながら、気のおもむくまま。まちのあちこちで小さな発見。

お土産屋さんの多くは日暮れには閉まってしまいますが、近年は夜間に営業するレストランやカフェ、バーなども増えました。旅先でお気に入りのお店を探すのも、大人の楽しみ。

店じまいを終えて、打ち水で通りを清める女将さんの姿を見つけました。白い着物が涼しげです。このまちには、今もこんな古き良き日本が息づいているんですね。

提灯を片手に、散歩をしている母娘にも出会いました。お宿で貸してくれたんだそう。なんとも粋な計らいです。

白鳥も眠る倉敷の夜。ひそひそ声で、できるだけゆっくり歩きたくなります。

 

7〜9月限定。『夜のくらしき川舟流し』

 

倉敷美観地区の名物といえば「川舟流し」。3〜11月は毎日運航(第2月曜日を除く)、12〜2月は土日祝のみ運航(年末年始を除く)で、各日9:30から17:00まで30分おきに舟が出ています。

夜の舟に乗れるのは夏季限定。7〜9月の土曜日のみ、期間限定で夜の川舟流しが体験できるんです。

まち明かりが映り込む川面をゆったりと進む、特別なひと時。夜しか見られない倉敷の姿を目に焼き付けたいですね。

 

くらしき川舟流し
くらしき川舟流し|倉敷観光コンベンションビューロー

 

春の訪れを告げるイベント『倉敷春宵あかり』

 

 

春の夜の倉敷美観地区には、こんな顔も。

白壁の町並み一帯が幻想的な光に包まれる『倉敷春宵あかり』。ぼんやりと色づく和傘や切子提灯、美しい影絵にうっとり。

倉敷美観地区がもっとも華やかに彩られるスペシャルな夜は、毎年3月中旬〜下旬だけのお楽しみ。二度目、三度目の倉敷はこんな夜に訪れてみてはいかがですか。

 

倉敷春宵あかり
倉敷春宵あかり|倉敷観光WEB

 

いかがでしたか。密やかなそぞろ歩きも、華やかな催しも楽しい夜の倉敷美観地区。ぜひ訪れてみたい大人の倉敷がここにあります。

瀬戸内Finder編集部

 

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