日本全国で年間約523万トンの食品ロスが出ていると言われている中、フードロスを減らす取り組みをしている企業が増えています。

今回は、訳あり商品をお得にゲットできる広島にあるお店をご紹介します。

 

食品ロス量(出典:農林水産省 令和3年度推計値)

 

【にしき堂 光町本店】

まず向かったのは「にしき堂 光町本店」。

もみじ饅頭でおなじみのにしき堂は、フードロス対策として「わけありもみじ」の販売を行っています。

 

JR広島駅北口から歩いてすぐのところにあるにしき堂 光町本店

 

わけありもみじ(10個入り400円)

 

通常のもみじ饅頭は1個130円〜150円ほど。わけありもみじは10個入りで400円と破格の安さ。

昨年3月から光町本店、中筋店、ジ アウトレット店の3店舗で限定販売をしています。

もみじ饅頭を焼き始めるときに、カステラ生地だけを焼いて、焼き加減を調整していくそうなのですが、餡が入っていないので販売できず以前は破棄していました。それを商品化したものが、わけありもみじなんです。

 

「もったいない!」ということで商品化された

 

わけありもみじの中には、「チーズフロマ」と記載されたものが。

これは、同じ焼成ラインで焼いている商品の餡を変えるときに、タンクに2つの味が混ざってしまうタイミングがあるそう。

餡が混ざってしまっていたものも、今まではすべて破棄していたそうなのですが、味が混ざると意外とおいしかったそうで、販売することに。

 

「チーズフロマ」は、「チーズクリームモミジ」と「あたらしもみじのフロマージュ」の餡が混ざったもの

 

「平家物語」という商品を作る際に出るロールケーキの切れ端も販売している(250円)

 

その日によって種類や数が変わるというわけありもみじ。

午前中に店頭に並ぶことが多いそうなので、狙って行ってみて。

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にしき堂 光町本店
広島市東区光町1-13-23
TEL:0120-979-161
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【バッケンモーツアルト 廿日市工場直売店】

続いて紹介するのは、「バッケンモーツアルト 廿日市工場直売店」。

 

バッケンモーツアルト 廿日市工場直売店

 

ずらりとケーキが並ぶショーケース内に、規格外と書かれた赤いプレートの商品。

少し形が悪いものや、賞味期限間近なものを規格外のお得な価格で販売しているそうです。

 

規格外のケーキはすべて1ピース300円。ホールケーキも規格外に出ることがあるそう

 

ケーキ以外にも、バウムクーヘンや焼き菓子などの規格外商品があり、特設コーナーも設けられています。口コミで来店者が増え、売り場スペースも広がっていったんだとか。

廿日市工場に移転した2006年よりも以前から、こうした規格外商品を販売していたというバッケンモーツアルト。

今後も廿日市の直売所では、販売を続けていきたいそうです。

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バッケンモーツアルト 廿日市工場直売店
廿日市市木材港北15-24
TEL:0829-34-4324
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【もったいないおばさんのたまり場】

中区基町ショッピングセンターにある「もったいないおばさんのたまり場」。

格安の値段で料理を提供しているお店です。

 

かけうどんが180円!他のメニューも格安です

 

現在は水・木・金曜日のみ営業しており、近所に住んでいるという常連客でいつもにぎわっています。

製造工場で出た規格外のうどんを引き取り、それを使ったうどんのみのお店でしたが、

近所のお客さんが家庭で使いきれない食材を持ち寄ったり、農家の方が野菜を寄付してくれるようになり、手作り総菜も提供するようになったそうです。

 

玉子うどん(ハーフ・160円)、日替わり一品料理(1品180円)

 

皆が集える、人とのつながりが宝だと話す店主の井上洋子さん。

井上さんの、食べると心がほっと温かくなる料理を、ぜひ堪能してみて。

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もったいないおばさんのたまり場
広島市中区基町19-2-462
TEL:082-221-3054
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広島ホームテレビ『ピタニュー』(2023年12月5日放送)

ライター:神原知里