ジョシュアらメンバーの意外な特技も！制服姿のSEVENTEEＮが本国の人気番組で見せた好感度満点のバラエティ力

4月24日(日本発売は4月26日)に10thミニアルバム「FML」をリリースするや、瞬く間にK-POP歴代記録を塗り替える驚異的な初動セールスを叩き出した"セブチ"ことSEVENTEEN。4thフルアルバムのリパッケージ盤「SECTOR 17」以来となる約9ヶ月ぶりのカムバックで、初のＷタイトル曲（「F*ck My Life」「Super」）が収録されたアルバムとあって反響も格別だ。

歴史的ヒットとなった新譜を引っ提げ、5月には約1年ぶりの来日ファンミーティング「SEVENTEEN 2023 JAPAN FANMEETING 'LOVE'」の開催も間近に控えており、CARAT(ファン)の盛り上がりもますます過熱する一方だ。

■セブチの愛すべき魅力が炸裂するバラエティ！人気アイドルがこぞって出演する「知ってるお兄さん」で見せた13人の素顔とは？

メンバー自ら楽曲制作や振り付け、コンサートを手がけることでも知られているセブチだが、個性豊かな13人のメンバーが抜群のコンビネーションを見せる優れたバラエティ力も、K-POPグループ随一。その息の合った掛け合いは、人気バラエティ番組「知ってるお兄さん」に出演した際のエピソードからも十分に見て取れる。

「知ってるお兄さん」は、とある高校の教室にアイドルたちが転校生として登場し、韓国の国民的タレント、カン・ホドンやヒチョル(SUPER JUNIOR)らレギュラー陣とクイズやゲームに挑戦する人気バラエティ。年上には敬語が当たり前の韓国にあって、アイドルとレギュラー陣が"同級生同士"となるこの番組では"タメ口ルール"が基本。そのため他のバラエティ番組よりも、アイドルたちの伸び伸びとした素顔やトークが楽しめる。

ボーカルチーム(5人)、ヒップホップチーム(4人)、パフォーマンスチーム(4人)という3チーム編成も、セブチの大きな特徴の1つだが、「知ってるお兄さん」に出演した2019年出演回「#192」、2020年出演回「#252」では、そんな3チームの多彩な個性が炸裂。大物MCの前でも気後れすることなく、それぞれが愛すべきチャーミングな魅力を存分に発揮した。

まず、通常よりスタジオのカメラや人数が多いことに対して、早速ツッコミが入った転校生・SEVENTEENの登場場面。これは、BTSやTWICEら名だたるトップグループが"転校生"として登場してきた「知ってるお兄さん」におけるお約束パターンで、毎回レギュラーMCのヒチョル(SUPER JUNIOR)が、「今日はどうしたの！？転校生用のカメラが多すぎる！」といった前フリで期待感を煽っていく。

■JOSHUA(ジョシュア)の意外な特技に教室も爆笑！和気あいあいとしたメンバー間の空気感にもほっこり...

爽やかな制服姿で登場した13人は、早速、挨拶代わりの華やかなパフォーマンスを披露した。「#192」では2016年のヒット曲「VERY NICE(アジュ NICE)」を披露。「"アジュ(韓国語で"とても"の意味)" NICE！」とループする特徴的な歌詞をノリノリで歌い、オープニングの自己紹介トークもその勢いのまま大盛り上がり！勢いある彼らのパフォーマンスにレギュラー陣も大盛り上がりだ。

「#192」ではその後、"SEVENTEENサークルのメンバー選抜"企画としてヒップホップ、ボーカル、パフォーマンス対決を開催。ボーカルチームのDK(ドギョム)＆SEUNGKWAN(スングァン)が美しいデュエットを響かせたり、WOOZI(ウジ)が小学校からやっているという特技のトランペットを披露したり、パフォーマンスチームのTHE 8(ディエイト)やDINO(ディノ)がそれぞれ圧巻ダンスを見せたり...。次々と披露されるパフォーマンスは見応え十分で、13人による迫力の「HIT」のパフォーマンスも必見だ。

翌年の2020年に再出演した「＃252」では、前回よりはリラックスした雰囲気でレギュラー陣ともすっかり打ち解けた様子を見せたメンバーたち。3ユニットそれぞれの持ち味を生かした挨拶から始まり、トークコーナーではそれぞれが芸名の由来や将来の夢を楽しそうに語っていく。

特技披露のコーナーでは、ボーカルチームのJOSHUA(ジョシュア)が逆立ちを披露。決して動きやすいとは言えない制服姿でもお手本のように美しい逆立ちを見せ、美しいビジュアルとはギャップのある逞しい肉体をアピール。加えて、「(教室の奥の)廊下を歩いてくる3人に続いて、(逆立ちした状態の)足がついてきたら面白い」というリクエストに応えて早速実演。窓の向こうにある廊下を、THE 8(ディエイト)、MINGYU(ミンギュ)、SEUNGKWAN(スングァン)の後に続いて"足"が歩いて教室に入ってくるというシュールな光景に、スタジオ全体が爆笑に包まれた。

同じくボーカルチームのJEONGHAN(ジョンハン)は、自分が思うSEVENTEENのイケメン上位3人を発表するかと思いきや、「このグループに美形がいるとは思わない」と辛口コメントを言い放ち、メンバーからクレームが殺到するという場面も。そんなメンバー同士のじゃれ合いも楽しい。

カムバックの度に成長を遂げ、より成熟した魅力を放つ13人のメンバーたち。大所帯ならではの息の合ったパフォーマンスはもちろんだが、それぞれが輝きを秘めた個の集合体だからこそ互いに結束した時の爆発力は計り知れない。3チームのメンバーの"素の魅力"がそれぞれクローズアップされ、意外な一面を覗かせているバラエティでの活躍も、セブチの魅力を語る上で欠かせない重要なファクターだ。

文＝酒寄美智子