香川県高松市のヘアサロン「SUNQ(サンク)」の看板猫、リスくん。人懐っこくて穏やかな性格で、サロンを訪れる人に癒しを与えてくれています。

リスくんの家はこのサロン。店の奥の小部屋にリスくんのベッドやトイレがあり、そこで暮らしています。オーナーの岡田さんの家は別の場所にありますが、店休日も2回はサロンに来て、エサの世話などをしているそうです。

そんなリスくんがSUNQにやってきたのは8年前。自分の店をオープンするにあたり、店で猫を飼いたいと思っていた岡田さんに、知人がアビシニアン専門のブリーダーを紹介してくれました。そこへ連絡したところ、ぜひ引き取ってほしい子がいると言われたそうです。

「当時のリスは5歳。元々の性格が気弱だったらしく、ほかの猫からいじめられていたんです。だからブリーダーさんも、この子は1匹で暮らした方がいいだろうと思っていたそうです」

そこで一度会いに行ってみたところ、すぐに懐いてくれたそう。岡田さんは引き取る決意をし、オープンしたばかりの自店でリスくんを飼い始めます。最初のうちは奥の部屋で飼っていましたが、すぐに自ら店の方へ出てくるように。まったく人見知りをしないので、すぐに看板猫として人気者になりました。

「猫なので気ままですが、お客さんが来たら出迎えに行きますし、ときどき施術中のお客さんの膝の上で寝たりもしています。なかにはリスに会いに来てくれているようなお客さんもいて。おやつやおもちゃをプレゼントしてくれたりするので、僕は自分でリスの首輪を買ったことがありません(笑)」

リスくんのチャームポイントは、人懐っこい性格と、額の黒い縞模様。子どもの頃、この縞模様がシマリスみたいだという理由でリスと名づけられました。また、猫が安心して甘えているときにする“ふみふみ”という行動、普通は毛布や飼い主のお腹などですることが多いですが、リスくんは何もない場所でも“ふみふみ”します。取材中も陽だまりにゴロンと横になり、そのまま空中に向かってエア“ふみふみ”。なんともかわいらしいしぐさです。

リスくんは今、13歳。若い頃はおもちゃに夢中になったり、突然ハイテンションになって走り回ったりすることもありましたが、今はとても落ち着いているそう。実は少し前に病気になり、今も投薬治療を続けています。

「これまで病気らしい病気をしたことがなく、胃腸にダメージを受けたので食べられなくなって一時期はかなり痩せたんですが、薬が合っていたようでだいぶ回復してきました」


人間が好きで、誰にでもフレンドリーなリスくん。これからもみんなに愛される看板猫として元気でいてほしいものです。

晴野ねこ