ご当地グルメとして全国的にも有名な「笹だんご」をはじめ、新潟県内には地元で長く愛され続ける銘菓がたくさんあります。今回は、新潟県民なら誰もが知っている老舗の和菓子から、ワンジャンルを極める専門店が手がける和菓子、さらにはここにしかない唯一無二の逸品まで、個性豊かな9品をピックアップ。大福、どら焼き、おはぎ……etc.甘いもの好きにはたまらないラインアップです。

誰かへのお土産にしてもよし、自分へのご褒美にしてもよし。新潟が誇るおいしい和菓子で、ほっとひと息ついてみてはいかがでしょうか。

ここなら間違いない! 長年愛され続ける老舗の和菓子

【 和菓子1 】

あんこがみっちり詰まった、新潟手土産の定番〈さわ山〉

〈名代 大ふく〉(1個145円)。創業時から変わらない製法でつくる老舗の味。

大正時代に創業し、世代を超えて愛され続ける古町エリアの和菓子店〈さわ山〉。お店の看板商品といえる〈名代 大ふく〉は、外から透けて見えるほどあんこがみっちり詰まっているのが特徴。北海道産小豆でつくる上品な甘さのつぶあんを、とろけるようにやわらかな餅で包んでいます。あんこ好きにはたまらない味わいで、遠方から通うファンも多い一品です。

店内には、しょうゆ団子やごぼう団子、草もちやおこわなどがずらりと並びます。

「手土産といえばコレ!」と感じる新潟県民も多く、休日には開店と同時に商品を求めるお客の行列ができることも。完売必至の名物大福、ぜひ味わってみてください。

Information

【さわ山】
address:新潟県新潟市中央区夕栄町4513
tel:025-223-1023
access:JR新潟駅から車で約10分
営業時間:8:00〜18:00 ※商品なくなり次第終了
定休日:火曜、ほか月曜不定休
駐車場台数:7台 席数:1席

【 和菓子2 】

老舗ならではの気品あふれるたたずまい〈菓子処 かつぼ屋〉

〈いちご大福〉(1個280円)。販売期間は毎年11月中旬〜5月中旬。

上越新幹線の停車駅でもあるJR燕三条駅から車で15分ほどのところにある、三条市の一ノ木戸商店街。老舗からハイセンスな若いお店まで多様なお店が並ぶなかにたたずむのが、創業100年超えの和菓子店〈菓子処 かつぼ屋〉です。

こちらの名物は、求肥から白あんがのぞく、半開きのスタイルが特徴の〈いちご大福〉。甘酸っぱいイチゴをミルク風味の特製白あんで包み、やわらかな求肥を巻いて仕上げています。

季節感を大切にした和菓子のほか、洋菓子や焼き菓子の販売も。

いちご大福のほかにも、初夏には蜜漬けした若桃を包んだ〈若桃大福〉、夏から秋にかけては三条市産のシャインマスカットを包んだ〈シャインマスカット大福〉も登場。季節ごとの味わいを、ぜひ楽しんでくださいね。

Information

【菓子処 かつぼ屋】
address:新潟県三条市林町1-1-13
tel:0256-33-1005
access:JR燕三条駅から車で約15分、またはJR東三条駅から徒歩約15分
営業時間:9:00〜18:00
定休日:月曜
駐車場台数:3台 席数:なし

【 和菓子3 】

由緒ある名店で味わう新潟名物・笹だんご〈江口だんご 本店〉

摘みたてのヨモギと笹の香りが漂う笹だんご(1個194円)。

長岡を代表する和菓子の老舗〈江口だんご 本店〉。のどかな田舎と里山に囲まれた自然豊かな立地に、古民家を再生した趣ある店舗を構え、和菓子を中心に多彩な商品を販売しています。

こちらでは、新潟の伝統的な和菓子「笹だんご」をぜひ味わってみて。良質な国産米や厳選した北海道産小豆といった素材はもちろん、昔ながらの製法にも徹底的にこだわり、素材の香りと食感を存分に楽しめる一品に仕上げています。

江戸時代から残る古民家をリノベーション。雰囲気を楽しむなら、喫茶利用がおすすめ。

また、できただんごを笹で包むところが見られるほか、店内の喫茶スペースではだんごやあんみつなどの甘味をその場で味わうこともできます。古民家のぬくもりを感じながら、甘くておいしいひとときを過ごせるはず。

Information

【江口だんご 本店】
address:新潟県長岡市宮本東方町52-1
tel:0258-47-4105
access:JR越後岩塚駅から車で約12分
営業時間:9:00〜18:00(喫茶は10:00〜17:00L.O.)
定休日:1月1日
駐車場台数:30台 席数:30席


絶対食べておきたい! 専門店の和菓子

【 和菓子4 】

新潟の雪をイメージしたやわらかな生わらびもち
〈生わらび餅専門店 新雪〉

唯一無二の食感がクセになる〈生わらび餅〉(100グラム260円〜)。

雪のようなやわらかさを追求したわらびもちで話題を呼ぶ〈生わらび餅専門店 新雪〉。新潟の清水と本わらび粉にこだわり、手練りでやわらかな食感を生み出しています。

味は、ベーシックなきな粉をはじめ、抹茶、黒糖、村上市にある名所・笹川流れでつくられた塩を使った塩きな粉、生チョコと、わらびもちのおいしさを引き出す5種を用意。口に運ぶたびに、その口当たりの心地良さと豊かな味わいに驚くはずです。

こちらは2023年3月にオープンしたばかり。テイクアウトのみの小さなお店。

もっちり食感がたまらないわらび餅ドリンク〈もちっぺ〉(680円〜)もご一緒に。旅のお供にいかがでしょうか。

Information

【生わらび餅専門店 新雪】
address:新潟県新潟市西区小針3-26-19
tel:025-378-4473
access:JR小針駅から徒歩約15分
営業時間:10:30〜18:00(土・日曜・祝日は〜17:00) ※売り切れ次第終了
定休日:月曜
駐車場台数:12台(共有) 席数:なし

【 和菓子5 】

かわいいビジュアルも! ニュースタイルの和スイーツ
〈生どら焼き専門店 creamsand Nagi〜凪〜〉

秋限定で登場する「スイートポテト」と「ラムレーズン」(各345円)。

パティシエとして経験を積んだオーナーがつくる、ケーキ仕立てのかわいいどら焼きが自慢。生クリームなどをたっぷり挟んだ、新感覚の味わいが魅力です。あんこと生クリームをサンドした定番「粒あん」(324円)や、どら焼き専用に固めた濃厚なプリンを挟んだ「プリン」(324円)など、ケーキの発想でつくる和洋さまざまなフレーバーを常時10種ほど用意しています。

薄皮ながらふわっとした食感の皮は控えめな甘さで、自慢の生クリームを引き立てます。

ひとつひとつが個包装なのもうれしいポイント。4個入り、6個入りのお土産用ボックスもあるので、ギフトにもぴったりです。

Information

【生どら焼き専門店 creamsand Nagi〜凪〜】
address:新潟県新潟市西区松美台1-4 1F
tel:025-211-8668
access:JR青山駅から徒歩約15分
営業時間:10:00〜17:00 ※売り切れ次第終了
定休日:火・水曜、ほか不定休
駐車場台数:2台 席数:なし

【 和菓子6 】

手づくりにこだわった甘さ控えめのヘルシーおはぎ
〈おはぎの春の屋 HARUNOYA〉

ほのかに漂う桜の香りとほどよい塩味が絶妙な〈桜おはぎ〉(194円)ほか。

高品質な新潟県産こがねもちに赤米、黒米などの7種の穀物を加えて炊きあげた、無添加で甘さ控えめの手づくりおはぎが看板。合わせるあんこは、北海道十勝産小豆を100パーセント使い、時間をかけて手練りで仕上げることで、なめらかで風味豊かな味わいに仕上げています。

「あずき」や「ごま」といった定番の味6種類に、季節限定の味が加わることも。どれも素材が持つ甘みが最大限に生きた深い味わいを楽しめますよ。

店内にはイートインスペースも。つくりたてをそのまま味わって。

つくり置きはせず、注文を受けてからつくってくれるという心遣いも。どこか懐かしさを感じられるやさしい味わいを、できたてで楽しんでくださいね。

Information

【おはぎの春の屋 HARUNOYA】
address:新潟県上越市北城町3-16-12
tel:025-525-3066
access:えちごトキめき鉄道高田駅から車で約5分
営業時間:10:00〜18:00
定休日:日・月曜
駐車場台数:2台 席数:6席


ほかにはない唯一無二! 個性派和菓子3選

【 和菓子7 】

リアルなビジュアルにビックリ! 村上ならではのユニークな落雁
〈早撰堂菓子店〉

村上市の特産品である鮭をモチーフにした〈鮭の切身落雁〉(300円)。

江戸時代から続く和菓子の老舗〈早撰堂菓子店〉の名物は、まるで本物の鮭のような〈鮭の切身落雁〉。型押しして乾燥させた落雁(らくがん)は、周りは硬いですが、口に入れるとほろりとくずれてスッと溶けていきます。中には上品な甘さのこしあんが入っていて、落雁との相性も抜群です。

町屋再生プロジェクトの第1号で、国の登録有形文化財にもなっている建物にも注目を。

落雁のほかにも、昔ながらの製法で作る最中やまんじゅう、葡萄羹(ぶどうかん)など村上の銘菓がそろっているので、ぜひお土産選びに立ち寄ってみてください。

Information

【早撰堂菓子店】
address:新潟県村上市大町3-5
tel:0254-52-2528
access:JR村上駅より車で約5分
営業時間:8:30〜18:00
定休日:日曜(3月〜10月は第4日曜営業)
駐車場台数:なし 席数:なし

【 和菓子8 】

とぼけた表情が愛らしい水原の伝統和菓子〈御菓子司 最上屋〉

〈三角だるま最中〉(1個170円)。愛嬌たっぷりで地元でも人気者です。

創業は大正時代、約80年の歴史を持つ〈御菓子司 最上屋〉。ツンととがった特徴的な形の〈三角だるま最中〉は、阿賀野市(旧水原町)の郷土玩具「三角だるま」がモチーフで、包み紙にも描かれただるまの顔がユーモラス。もなかにたっぷり詰まったシソ入りの白あんは、ほんのり塩気を感じる爽やかな味わいです。

箱入りもあり、和紙を使った箱にぎっしりとかわいらしいだるまが詰まっています。

旧水原町の民芸品として古くから親しまれている三角だるまは、何度でも起き上がり、物事の成功を願うシンボル。縁起物としてプレゼントにも喜ばれそうですね。

Information

【御菓子司 最上屋】
address:新潟県阿賀野市中央町2-11-11
tel:0250-62-2206
access:JR水原駅から徒歩約15分
営業時間:9:00〜19:00
定休日:水曜
駐車場台数:なし 席数:なし

【 和菓子9 】

小千谷の花火玉を模した、色とりどりのボンボンようかん
〈本丸池田屋〉

〈玉花火 玉皮入〉(9個入り2500円)。花火の里ならではの見た目も楽しめるスイーツです。

創業から120年以上続く老舗羊羹屋〈池田屋〉。看板の〈玉花火〉は、日本最大の四尺玉が打ち上がる、小千谷市の「片貝まつり」の花火玉をイメージして開発された、色鮮やかな丸いようかんです。包装しているゴムを爪楊枝でつついて破ると、中身がつるんと出てくる楽しい仕掛けも人気の秘密。素材の味を大切にした上品な甘さで、赤小豆、柚子、抹茶、白インゲン、イチゴの5種類が味わえます。

代々伝わる製法を守り続けてつくる〈煉羊羹〉や、小豆とカカオ豆を配合した〈ショコラ羊羹〉など多彩な羊羹がそろっています。

本物の花火の5号玉皮を使用したパッケージもユニークで、まさに唯一無二のお土産にぴったり。毎年9月にある祭りの時期に合わせて、訪れてみてはいかがでしょうか。

Information

【本丸池田屋】
address:新潟県小千谷市片貝町6293
tel:0258-84-2004
access:JR来迎寺駅から車で約7分
営業時間:10:00〜17:00
定休日:火曜
駐車場台数:なし 席数:なし

伝統の味から進化する和スイーツまで、多彩な和菓子の旅へ

食べてみたい和菓子は見つかりましたか? こだわりの素材や製法で生まれる伝統の味から、地元で広く認知されている銘菓、豊かな発想でどんどん進化する和スイーツまで、県内には多彩な和菓子がまだまだたくさん。そんな個性豊かな和菓子を探す旅に出かけてみるのもいいかもしれません。

*価格はすべて税込です。

credit edit:Komachi編集部