「意外と近い、新潟女子旅」のナビゲーターを務めていたモデル・斉藤アリスさん。2023年11月にペット参加型の結婚式を挙げました。場所は、愛犬のリリーと出会った〈Evergreen Pet Ebisu〉。こちらは1階がカフェレストラン、2階が動物病院で、保護犬猫の譲渡にも力を入れている複合施設です。

結婚証明書のサインは、愛犬・リリーの肉球スタンプ。指輪交換のかわりに、リリーへ首輪をプレゼント。

「参列者もペット同伴OK」「ゲスト35人全員が友人代表スピーチをする」など、自由なアイデアを採り入れ、「アリスさんらしい」挙式になったそう。そんなアリスさんに3つの「新潟らしいウエディング」をピックアップしてもらいました。ワイナリー、スタジアム、老舗料亭と個性あふれる結婚式にアリスさんはどんな感想をもったのでしょうか?

大自然に囲まれたワイナリーで
1日ひと組限定のガーデンウエディング

日本酒で有名な新潟県ですが、実はワインの産地としても注目されています。今回ご紹介するのは、海外からも一目置かれるワイナリー〈カーブドッチ〉でのウエディング。〈カーブドッチ〉は、新潟市の南西部、5つのワイナリーが集まる「新潟ワインコースト」のなかで、最も古く代表的なワイナリーです。こちらでは、広大なぶどう畑や大自然を生かした、1日ひと組限定のガーデンウエディングが実施できます。「昔から、緑に囲まれた結婚式に憧れていた」と話すアリスさんイチオシのウエディングです。

「スイスの丘の上で緑に囲まれて結婚式を挙げた父を見たことが、ガーデンウエディングに憧れたきっかけ。みんなが料理を持ち寄り楽しそうに談笑していて、まるでホームパーティのようでした」(アリスさん 以下同)

敷地内にはレストランやホテル、温泉施設などを併設。観光でワイナリーを訪れたカップルがロケーションを気に入り、式を挙げるケースも増えているとか。

複数のレストランを展開する〈カーブドッチ〉のテーマは“おいしい結婚式”。地元の食材を使った料理の数々とワインとのマリアージュは、ここでしか味わえない魅力といえます。

ドレスが映えるぶどう畑を背景にしたロケーションもポイント。5月から6月には美しい新緑とともに色鮮やかなバラが咲き誇ります。ハイシーズンはぶどうの収穫時期にあたる9月から10月。自然のなかに式場があるロケーションは、忘れられない1日を演出してくれるでしょう。

「子どもたちも自然のなかを走り回れるし、子どものいるゲストも気兼ねなく招待できますね」

ワイナリーならではの特別なプランもあります。挙式当日、新郎新婦がラベルにサインしたワインを、10年後の結婚記念日に贈るというすてきな演出。そのほかにもゲストへのプレゼントとしてワインを用意したり、料理ごとにワインを変えてペアリングを楽しめたり……、そんな相談もできるそうです。

また〈カーブドッチ〉の結婚式では、料理のおいしさやロケーションのよさはもちろんのこと、ゲストとしっかり会話できたことに満足するカップルが多いそう。

「結婚式は、席が近い友人とだけしか話さないというパターンも多いですよね。私は一体感のある結婚式にしたくて、ゲスト全員にスピーチをしてもらったのですが、新しいつながりができてすごく盛り上がりました。ゲストとの時間がしっかり持てるのは、少人数挙式ならではの魅力だと思います」

カーブドッチのウエディング紹介記事はこちら

大自然のなかの〈カーブドッチ〉でテロワールを味わうワイナリーウエディング

Information

【カーブドッチ】
address:新潟県新潟市西蒲区角田浜1661
tel:0256-77-2288
web:カーブドッチ X:@cavedocci_wine Instagram:@cavedocci


大観衆が祝福! Jリーグチームとコラボできる結婚式

「パートナーと同じ推しがいる人には、ぴったりのウエディング!」とアリスさんが盛り上がったのが、アルビウエディング。 新潟県唯一のJ1サッカーチーム〈アルビレックス新潟」のホームスタジアム〈デンカビッグスワンスタジアム〉、通称ビックスワンで行うスタジアムウエディングです。

特徴は、アルビレックス新潟の全面協力で行われること。スタジアムの時間貸しで行われるウエディングは珍しくありませんが、監督や選手からのビデオメッセージ、全選手のサインが入ったオリジナル結婚証明書の発行など、夢のような演出を堪能できるのはアルビウエディングならでは。

「サッカーファンの方にとっては、忘れられない結婚式になりそうですね。でも観客席を埋めるほどのゲストを呼ばなきゃいけないのかな……?」と疑問を漏らすアリスさん。しかしその心配はありません。

ホームゲームの試合前に挙式が行われるため、観客席には大観衆のサポーターが。ふたりの大切な日を多くのサポーターに祝福してもらえるウエディングは、ほかにはない特別感があります。

アルビウエディングの初開催は、2021年7月。開催のきっかけは、新型コロナウイルスの感染拡大で結婚式を断念した、サポーターの五月女さん夫妻からクラブに届いたメールでした。

新郎新婦の熱い気持ちを受けて、アルビレックス新潟はクラブ設立時からのオフィシャルパートナーであり、新潟県内で多くの結婚式場を手がける〈アークベルグループ〉と協力。アルビウエディングを実現したのです。

誓いのキスの代わりに、「誓いのキック」を。

初開催の日、五月女さん夫妻を含む3組のカップルがスタジアムで結婚式を挙げました。 当日はアルビレックス新潟のマスコットキャラクターのアルビくん、スワンちゃんのエスコートでフィールドに入場。新郎新婦は推し選手からのサプライズメッセージに盛り上がり、最後は大観衆からの祝福の声に包まれながら、フィールドを1周しました。

多くの人が関わり、これだけの規模で行われるプレミアムなウエディング。チャンスは、年に1日か2日で、しかも1日最大3組しか実施できません。

「式を挙げてみたいけれど日程が合わない」「興味はあるけれどここまでの規模は恥ずかしい」というカップル向けには、ビックスワンでのフォトウエディングも受け付けているそうです。

「私には夫と同じ趣味がないんですが、共通の趣味はふたりの絆。一生に一度の結婚式をふたりで楽しみたい!って人には、これ以上ないシチュエーションですね」

アルビウエディングの紹介記事はこちら

J1のクラブチームが全面協力! 大観衆が祝福してくれるアルビウエディングとは

Information

【アルビレックス新潟】
web:アルビレックス新潟 X:@albirex_pr Instagram:@albirex_niigata_official

【アークベルグループ】
web:アークベルグループ 【アルビウエディング】 web:アルビレックス新潟×アークベル「アルビウェディング」 芸妓さんによる祝舞も! 花街の老舗料亭でウエディング アリスさんが「親世代、祖父母世代のゲストにも喜んでもらえそう!」と話すのが鍋茶屋ウエディング。〈鍋茶屋〉とは、花街文化の中心にあり続け、伝統を今に伝える老舗料亭です。 白い石造りの重厚な大門をくぐると、美しい日本庭園と見事な木造建築が出迎えてくれます。建物は木造3階建てで、国の登録有形文化財に登録されています。 鍋茶屋ウエディングは1日ひと組のみ。つまり、170年にわたり受け継がれてきたもてなしを、ひとり占めできるのです。 大正ロマンを感じる応接室は、新郎新婦の待合室や記念撮影に使えるそう。昭和7(1932)年、イタリアから招いた技師がつくり上げた特別な空間です。 鍋茶屋ウエディングの最大の特徴は、古町芸妓による祝舞の演出。華やかな踊り、唄、そして三味線の音色が響き渡る光景は、ゲストにとっても特別なものになるでしょう。 芸妓さんは基本3人ひと組。ひとりは唄と三味線、ふたりは踊り。もっと華やかにしてほしいという要望があれば、芸妓さんを増やすこともできるそうです。祝舞のあとはゲストのテーブルを回って、上品に場を盛り上げてくれます。その際は、一緒に写真撮影もOK。 「オフィシャルなウエディングにもぴったりですね。私は友だち中心の気軽な式だったんですが、人によっては親族や会社の上司も呼ばないといけないですよね。普段なかなか行くことのない格式高い料亭でのウエディングは、あらゆるゲストに喜んでもらえそうです」(アリスさん 以下同) 料亭の本分といえる料理が目当てで選ばれることも多いという鍋茶屋ウエディング。新郎新婦の希望に応じて、故郷の食材や郷土料理を加えることもできるそうです。引き出物には、鍋茶屋名物の卵焼きやのどぐろの粕漬などを選ぶことも。 「日本ならではの建築に料理、普段見ることのできない芸妓さんの祝舞を楽しめるのが鍋茶屋ウエディングの魅力。国際結婚の場合にも盛り上がりそうですね。こういった特別感のある場所でのウエディングは、国内外問わず、すべてのゲストにとってすてきな思い出になると思います」 鍋茶屋ウエディングの紹介記事はこちら 新潟ならではの伝統で祝福老舗料亭〈鍋茶屋〉のオンリーワンウエディング

Information

【料亭 鍋茶屋】
address:新潟県新潟市中央区東堀通8-1420
tel:025-222-6131
web:料亭 鍋茶屋

「私にとっての結婚式は“大きめのホームパーティ”」と話すアリスさんのように、身内だけで飾らないウエディングを選ぶカップルもいれば、格式高い結婚式を希望するカップルも。どちらにしても大切なのは、新郎新婦の個性や価値観に合った、ふたりらしいセレモニーを行うことです。

新潟には、ゲストと一緒に思い出に残る1日を過ごせるような、多彩なウエディングの選択肢があります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

credit text:白石果林