漫画「こどもが産まれて自分がちょっと変わった話」15ページ目

子どもが生まれて、パパになるということ。

それは男性にとって、守るべき存在ができる瞬間。

パパになることで仕事、日常生活と今までにない変化が訪れます…。

そんな体験を描いた漫画がTwitter上で話題になっています。

作者の斎藤充博(@3216)さんは指圧師でマンガ制作とライターをしている1児のパパ。子どもが生まれた体験談を記した、「こどもが産まれて自分がちょっと変わった話」には4万件を超える「いいね」が寄せられました。

アイデンティティの急激な変化

妻の初めての出産に不安を募らせていた斎藤さん。帝王切開で無事に子どもが誕生するも、出産後の妻と子どもの様子を心配し自宅で1人動揺を隠せないでいました…。

そんなある時、妻から斎藤さんの元に赤ちゃんの様子を映した動画が届きます。

動画で泣いているのは、かわいくて元気な斎藤さんの赤ちゃん。

その瞬間、斎藤さんは自分のアイデンティティに急激な変化が訪れたといいます。

漫画の中で、これまで生きてきた「斎藤充博」は消滅し、「のんちゃんのパパ」へと変化したと表現した斎藤さん。

のんちゃんのために働き、のんちゃんの世話をする。斎藤さんは、そんな「パパ」として生きていくことを決意しました。

漫画の下に斎藤さんとの一問一答が続きます。

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斎藤充博さんとの一問一答

ハフポスト日本版は、この作品を投稿した斎藤充博さんに取材をしました。以下は一問一答です。

 

ーーなぜ、ご家族のエピソードを作品にしようと思ったのですか?

 

ふだんからコミックエッセイをTwitterやnoteにアップしています。「子どもができた」ということは僕の人生にとって大事件だったので、普段の延長でコミックエッセイにした次第です。

 

ーー「斎藤充博」から「のんちゃんのパパ」に変化したことで、今までと日常生活で大きく変化した出来事はございますか?

 

「斎藤充博」から「のんちゃんのパパ」への変化というよりも、単純にあかちゃんが産まれたので日常生活は大きく変化しました。

 

これまでは夫婦2人で好き勝手に暮らしていたのですが、いまでは生活のすべてがあかちゃん中心になっています。

 

僕はフリーランスですが、仕事を請ける際の基準に「育児と並行してできる仕事か?」が追加されました。実際にそれで断った仕事もあります。

 

ーーのんちゃんが生まれる前の「斎藤充博」としてのアイデンティティーが消滅したことで、後悔したことはありますか?

 

「斎藤充博」のアイデンティティーは僕の意志で消滅させたのではなく、自然現象のように消滅したので、後悔のようなものはありません。

 

また、アイデンティティーが消えたとは表現しましたが、身体は以前の斎藤充博と同じですし、周りも斎藤充博として扱ってくれます。役所や病院で「斎藤充博さん」と呼ばれれば「ハイ」と答えますよね(笑)。

 

本当に斎藤充博が完全に消滅したのかも、ちょっと疑わしいですよね……。この辺りのことは、今後マンガで描いていきたいと思います。

 

ーー今回の作品には4万件を超える「いいね!」が付くなど大きな反響が寄せられていますが、どのように感じていらっしゃいますか?

 

せっかく描いたマンガなので、たくさんの人が気にしてくれるのはいいことだと思います。それにしても4万いいねはやっぱり多いですね。

 

個人的には子育て経験がまったくない人にも読んでもらえたらいいな、と思っていました。今回マンガが拡散されたので、その希望はある程度叶ったのではないでしょうか。

 

そして、様々なコメントをいただいております。「素晴らしい父親になりそう」というものもあれば、「出産がまるで他人事でひどい」というものもあります。本当にいろいろな人に読んでいただいているなと思いますし、どんなものも楽しく読ませていただいております。

 

ーーこれから父になる人に向けて、何かメッセージがあれば一言お願いします。

 

あかちゃんを育てるにあたって、みんないろいろな情報を周囲から得ていると思うんです。そして、その結果、「どう考えてもめちゃくちゃ大変だ!」って結論になって、ちょっと暗い気持ちになっていませんか。僕もそうでした。

 

でも、実際にあかちゃんが生まれてみると、頭が爆発するんですよね。その結果、「大変なこと」が大変に感じられなくなる。

 

なるほど、世の中の人達はこうして育児を乗り切っているのか……と思いました。育児の初期段階で頭が爆発すると、だいぶラクになりますよ。