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子どもがスマホの充電器を触ってけがを負う事故が発生している。

ケーブルの端子をコンセントに差し込んで感電したり、充電中のACアダプターに繋がれたケーブルの端子が肌に触れてやけどしたりしたケースもあった。

実際の事故事例や注意すべきポイントをまとめた。

「電撃傷と診断」「胸をやけど」

消費者庁と国民生活センターには、医療機関から次のような事故情報が寄せられている。

①「子どもがスマホの充電器のケーブルを持って遊んでいた際、ケーブルの端子をコンセントに差し込み、手のひらが黒くなった。電撃傷と診断された」(1歳)

②「保護者がスマホを充電しようとしたところ、充電器の端子が破損して血が付いていた。誤飲を心配して受診した」(1歳)

③「スマホの充電器をコンセントに差したままにし、繋がれたケーブルの端子が寝ていた子どもの肌に接触していた。すると、胸部にやけどを負って皮膚が2ミリ大はがれた」(0歳8カ月)

④「スマホを充電中にACアダプターが溶け、周辺を焼損する火災が発生。直前まで子どもがACアダプターとUSBケーブルを触っており、調査でケーブルの端子あたりに歯形のような痕跡が認められた。接続部に唾液などが侵入し、異常発熱したものと考えられる」(1歳)

致命傷となる可能性も

消費者庁によると、事故情報②のように体内に電流が流れると、心臓の動きなどに影響を及ぼし、致命傷となる可能性もある。

充電器のケーブルの端子だけでなく、ヘアピンや鍵、クリップ、チェーンなどを子どもがコンセントに差し込んだり、濡れた手や口でコンセントに触れたりすることも同様に危険だ。

また、事故情報③のように、端子の構造によっては付着した汗で電気分解が起こり、長時間触れていた肌に化学やけどを負う場合があるという。

X上でも、「娘が感電したことがある」「今まさに息子がやっててゾッとした。油断できない」などと実体験をもとにした投稿も多く見られた。

同庁はこのような事故を防ぐため、次のようなことを呼びかけている。

・スマホの充電器は子どもの手が届かない場所に置く

・充電後の充電器は、差しっぱなしや置きっぱなしにしない

・充電器のケーブルや端子に無理な力を加えたり、液体や異物を付着させたりしない

・破損、変形、異常な発熱、異臭などがあれば、直ちに使用を中止する

・子どもが容易に取り外せないタイプのコンセントカバーの設置を検討する