防衛省作成資料「北朝鮮による核・弾道ミサイル開発について(令和4年1月)」より

松野博一官房長官は10月4日、北朝鮮が午前7時22分ごろ、内陸部から弾道ミサイル1発を東方向に発射したと発表した。青森県付近の上空を通過した後、午前7時44分ごろ、太平洋上の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定されるという。同日午前の記者会見で明らかにした。

現時点で、被害報告などの情報は確認されていないという。松野氏は、北朝鮮に対して「北京の大使館ルートを通じ、厳重に抗議をし、最も強い表現で非難した」とも明らかにした。

また、今回発射した弾道ミサイルについては、「飛距離は約4600km、最高高度は約1000km」と推定しているという。

一方で、今回のミサイルについて、「自衛隊が発射直後から落下までに完全に探知追尾をしており、その落下によって我が国領域における被害は想定されなかったことから、自衛隊による破壊措置は実施をしなかった」という。

2018年版防衛白書<巻頭特集1>より

北朝鮮からのミサイルの場合、平壌を起点とすると、東京まではおよそ1300キロ。アメリカ領で島内にアメリカ海軍・空軍の基地や施設が多数あるグアムまではおよそ3400キロ、アメリカ東部の首都ワシントンまではおよそ1万1000キロとなる。