9月8日に亡くなったエリザベス女王の棺は14日、バッキンガム宮殿を出発してウェストミンスター宮殿に運ばれた。棺は19日の葬儀まで、この場所で公開安置される。

エリザベス女王の棺の後ろを、チャールズ国王やアン王女、アンドリュー王子、そしてウィリアム皇太子やハリー王子が歩いた(2022年9月14日)エリザベス女王の棺の後ろを、チャールズ国王やアン王女、アンドリュー王子、そしてウィリアム皇太子やハリー王子が歩いた(2022年9月14日)

棺の後ろを、チャールズ国王や、ウィリアム皇太子、ハリー王子ら王室メンバーが歩いたが、その姿は25年前を彷彿とさせるものだった。

ロンドンでは25年前の1997年9月6日に、交通事故で亡くなったダイアナ妃の葬儀がとり行われた。

この時、ダイアナ妃の棺は、チャールズ皇太子やウィリアム王子、ハリー王子、そして弟のチャールズ・スペンサーさん、故フィリップ殿下らに見守られて市中を運ばれた。

当時ウィリアム王子は15歳で、ハリー王子は12歳。母親を亡くした若い2人の姿が、葬儀の光景をさらに痛ましいものにした。

ダイアナ妃の棺の後に続く、(左から)フィリップ殿下、ウィリアム王子、チャールズ・スペンサーさん、ハリー王子、チャールズ皇太子(1997年9月6日)ダイアナ妃の棺の後に続く、(左から)フィリップ殿下、ウィリアム王子、チャールズ・スペンサーさん、ハリー王子、チャールズ皇太子(1997年9月6日)

ハリー王子は後に、母の死について20代後半まで全く話さなかったと語っている。

2017年のニューズウィークのインタビューでは「母を亡くしたばかりだった私は、何千人もの目の前で、そして何百万人もがテレビで見守る中、棺の後ろを長い距離歩かなければならなかった」と回顧。

そして「いかなる状況でも、そしてどんな子どもも、こんなことをさせられるべきではないと思います」と当時の苦しい気持ちを明かした。

それから四半世紀。今回エリザベス女王の棺の後ろを歩いたハリー王子とウィリアム皇太子にとって、状況は異なるものだったかもしれない。2人ともに大人になり、伴侶をもうけてそれぞれが親になった。

そして父親のチャールズは国王となり、アン王女やアンドリュー王子、エドワード王子もともに棺を見守った。

(左から)ウィリアム皇太子、キャサリン妃、ハリー王子、メーガン妃(2022年9月14日)(左から)ウィリアム皇太子、キャサリン妃、ハリー王子、メーガン妃(2022年9月14日)

 ハフポストUK版の記事を翻訳しました。

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