『イングリッシュ・ペイシェント』での名演で知られるジュリエット・ビノシュさんら50人以上のフランスの俳優やアーティストたちが、カメラの前で髪の毛を切った。亡くなったイランの女性に連帯し、イラン当局に抗議するためだ。

この抗議は、22歳のイラン人女性マフサ・アミニさんが、ヒジャブのかぶり方を理由に逮捕された後に死亡したことを受け、世界各地に広がっている。

インスタグラムアカウント「soutienfemmesiran(イランの女性を支援する)」が10月5日、50人以上が髪を切る動画を投稿。そのトップバッターはビノシュさんだった。

イランの首都テヘランで、アミニさんの死を伝える新聞を手にする(2022年9月18日)

アミニさんの死後、イランでは多くの女性たちがヒジャブを燃やし、髪を切って抗議。その姿がソーシャルメディアに投稿され、抗議は世界各地に広がった。

さらに、国連人権事務所は9月20日、この問題の調査と、女性に対する「組織的な迫害」の停止をイランに求めた。

一方、イラン当局はデモ参加者を武力で押さえ込もうとしている。NPO「イラン・ヒューマン・ライツ」は、10月4日時点で少なくとも154人がデモの最中に死亡したと発表した。このうち少なくとも63人が、南東部のザヘダンのデモで殺されたという。

「イラン人権センター」のハディ・ガエミ事務局長は、「今回、デモ参加者たちは、マフサ・アミニさんに対する正義を求めているだけではありません」と、CNNに話している。

「彼らは、女性の権利、市民権と人権、そして宗教的独裁のない生活を求めているのです」

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。