COP27が11月6日にエジプトで開幕した(2022年11月6日、エジプト・シャルムエルシェイクで撮影)

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エジプトのシャルムエルシェイクで11月6日、第27回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)が開幕した。

同会議には190カ国以上の代表者が出席し、世界が環境に与える悪影響を軽減するための議論を行う。

パキスタンの洪水、ヨーロッパの熱波、アメリカ・フロリダ州を襲ったハリケーン「イアン」など、大規模な気候災害が相次いだこの1年を経験した今、かつてないほど「変化」を実行することが重要となっている。

しかし、12日間にわたり開催されるCOP27に、私たちはどれだけ期待して良いのだろうか。

アジェンダをめぐる衝突により会議の開始が延期されるなど、既に緊張が高まるなか、この会議で重要となるであろう4つの問題を紹介する。


4. 背景にある外交圧力

開催国エジプトの人権問題は依然として論争の種であり、会議全体に影を落としかねない。

エジプトは、2013年に元陸軍大将がクーデターを起こして以来、シシ大統領が統治している。COP27のような重要な会議を開催することで、エジプト政府は欧米がその支配を正当化したと主張できるようになることが懸念されている。

また、アメリカと中国の緊張関係も、各国がこれまでの気候変動に関する約束を守らない理由となりかねない。

中国は世界最大の排出国であり、アメリカは2021年、北京にメタンガス排出量の削減を約束させることに貢献した。

しかし、ナンシー・ペロシ下院議長が台湾を訪問して以来、両国の関係は緊迫し、交渉は中断している。


ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。