支持者と当選を喜ぶ、民主党候補のマクスウェル・フロスト氏(2022年11月8日)

11月8日に行われたアメリカ下院議員選挙で、フロリダ州第10選挙区から立候補した25歳のマクスウェル・フロスト氏が当選した。フロスト氏は、アメリカ初のZ世代連邦議員になる。

<フロスト氏のツイート:勝ちました!!!! 今夜歴史が作られた。フロリダの人々、Z世代、そしてより良い未来を信じる人々のための歴史が作られたのです。アメリカ連邦議会で故郷を代表する機会を得られたことに、心から感謝します>

フロスト氏は1997年生まれで、キューバ移民の家族に養子として迎えられたアフロ・キューバン(アフリカ系キューバ人)だ。

民主党候補として、銃暴力や気候変動への対策を公約に掲げて立候補し、共和党有利と見られていた選挙区で勝利した。

立候補前は銃規制を含めたさまざまな活動に携わっており、LGBTQ権利の擁護者としても知られる。

フロリダ州オーランドで開かれたプライドパレードに参加したフロスト氏(2022年10月15日)フロリダ州オーランドで開かれたプライドパレードに参加したフロスト氏(2022年10月15日)

また自身も銃暴力の生存者で、フロリダ州パークランドの高校で2018年に銃乱射事件が起きた後に若者主導で立ち上がった銃規制デモ「MarchForOurLives(命のための行進)」の全国組織委員長を務めた。

ハフポストUS版の10月のインタビューで、「若すぎるのでは」という葛藤を乗り越えて立候補した理由について「生みの母と会い、彼女の経験や苦しみを知ったことがすべてを変えるきっかけになった」と話した。

公式サイトによると、フロスト氏の生みの母は、妊娠中に薬物や犯罪、暴力などの問題に苦しみ、健康保険がないために診察を受けられなかった。7人の子どもを育てることができず、フロスト氏を養子に出したという。

立候補後も経済面での苦境を経験し、選挙活動を始めてから3か月で資金が尽きた時にはUberドライバーをしてお金を稼いだという。

「若く、十分なお金がなかったために、この1年は文字通りギリギリのその日暮らしをしてきました。時には食べ物を買うお金もなかった」と話している。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。