カエルをなめてはいけない。アメリカ・国立公園局が、極めて異例の警告をFacebookに投稿した。

同局は投稿で「バナナナメクジや見慣れないキノコ、真夜中に目を光らせる大きなヒキガエルなど、国立公園で遭遇するほとんどのものを舐めないで」と訴えている。

なぜわざわざ、注意喚起するのか。

ソノラ砂漠ヒキガエルソノラ砂漠ヒキガエル

カエルも人間も危険にさらす

このヒキガエルの愛好家として知られるのが、元ボクシング選手のマイク・タイソン氏だ。

タイソン氏は2021年のニューヨークポストのインタビューで「心身ともにボロボロだった時に初めて試し、カエルがエゴを取り除いてくれた」と明かした。カエルを吸う目的について「自身の可能性の最高点に到達すること」と語っている。

しかし摂取は人間だけではなく、カエルの生存も危険に晒している。

ソノラ砂漠ヒキガエルは現在、ニューメキシコ州で絶滅の危機に瀕しており、原因の一つは、幻覚作用を求める人々による“取りすぎ”だという。

ニューヨーク・タイムズは、分泌物の需要で個体数が激減の危機にあると報じている。

公園局によると、ソノラ砂漠ヒキガエルは北米最大の種の一つで、体長約18センチ。鳴き声は「弱くて低く、1秒も続かないほど短い」という。

同局がFacebookに投稿したのは、アリゾナ州オルガン・パイプ・サボテン国定公園で撮影したソノラ砂漠ヒキガエルの写真で、「カエルはあなたの魂を見つめている」と説明書きをつけている。

このカエルをなめてはいけない。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。