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男子サッカーワールドカップ・カタール大会のイラン代表が、沈黙で力強いメッセージを伝えた。
イランの選手たちは11月21日、ハリーファ国際スタジアムで行われたイングランドとの試合前に、自国の国歌斉唱を拒否した。
この沈黙は、イラン国内で続く抗議活動への連帯だと見られる。
This is what courage looks like
— Stefan Simanowitz (@StefSimanowitz) November 21, 2022
The Iranian football team refuses to sing the national anthem on biggest stage in the world
Eleven men, standing shoulder to shoulder, sending out a message without uttering a word#WorldCup #WorldCup2022 #Qatar2022 #Iran pic.twitter.com/n8gtQed4Fl
また、国歌が演奏されている間、スタンドに集まったイランのファンからもブーイングが起きた。
ワールドカップにイラン代表として出場したサルダル・アズムン選手(2022年11月21日)Protest by Iranian fans - booing their own national anthem ahead of match against England. #Qatar2022 #iran pic.twitter.com/3YN5V2y7BO
— Jonathan Swain (@SwainITV) November 21, 2022
また、チームキャプテンのエフサン・ハジサフィ選手は、20日に開かれた記者会見でイラン人は「幸せではない」と語った。
「私たちの国の状態は間違っていて、国民が幸せでないということを受け入れなければなりません」
「私たちは今この場所にいますが、それは私たちが彼らを代弁してはいけない、もしくは彼らを尊重していないという意味ではありません」
「すべては、彼らから来ています。私たちは闘わなければなりません。素晴らしいパフォーマンスをして、ゴールを決め、結果で勇敢なイランの人たちを代表しなければならないのです」
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。