日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(大洗町)の作業員被ばく事故で、機構は4日、原因となった貯蔵容器の内部を撮影した画像を公開した。放射性物質の入ったビニールバッグの破れや、ポリ容器が変色している様子が写っていた。今後、機構は、回収した放射性物質を詳しく分析する。
 グローブボックスで保管中の貯蔵容器は、作業員が2、3両日、内部を観察した。画像では、プルトニウムなどを接着剤(樹脂)で固定した実験試料が、ポリ容器内に大量に保管されている様子も写っていた。放射線分解でガス発生の一因となったポリ容器は、変色して強度が落ちているとみられるが、割れなどの破損はなかった。