ドイツで6月に開かれた卓球の世界選手権の混合ダブルスで、優勝した吉村真晴選手(24)=東海村出身=が5日、同村船場の村総合体育館で、優勝報告を行った。約300人が参加し、日本勢として同種目48年ぶりの金メダルを祝福した。
 吉村選手は石川佳純選手(24)とのペアで出場。決勝直後に2人が抱き合い喜ぶ姿が話題となった。混合ダブルスは2020年東京五輪の新種目となることが決まっている。
 トークショーで吉村選手は「決勝は苦しかったが、高い目標を掲げてきたことが力になった。リオ五輪団体銀の後に村民栄誉賞をもらったこともパワーになった」と感謝を述べた。重圧の克服について「完璧を求めない。だいたいできればよい。試合を楽しむことが大切」と寛大な心を重要視していることを明かした。東京五輪について「日本代表としてプレーし君が代を聞きたい」と力強く語った。
 吉村選手は、抽選で選ばれた小中学生や住民と対戦。時折、多彩な変化球やサーブを織り交ぜ、世界の技術を見せた。
 茨城大付属中2年で卓球部の田中拓磨さん(13)は「フォームを変えずに上回転と下回転を打ち分けるアップダウンサーブはすごいと思った」と話していた。(清水英彦)