宇宙や通信の研究内容を知ってもらおうと、鹿嶋市平井の情報通信研究機構・鹿島宇宙技術センター(高橋卓センター長)は、施設の一般開放を行った。親子連れなど約730人が訪れ、宇宙科学の施設に目を見張った。
 来場者は、日本で3番目に大きい直径34メートルの巨大アンテナに階段で上り市内を展望したほか、施設近くの広場では「ペットボトルロケット」の発射体験が行われた。宇宙通信展示館ではFMラジオの組み立てもあり、子どもたちの人気を集めた。災害現場で力を発揮する高速通信衛星の紹介など最先端技術を見学した。
 親子3人で訪れた同市平井の田村武さん(32)は「一緒に来る機会は少ない。良かった」と話し、巨大アンテナの施設に上った長男の治樹君(3)は「楽しかった。怖くはなかった」と喜んだ。
 同センターは1964年、郵政省電波研究所鹿島支所として開設した。情報通信や宇宙科学の研究開発に取り組んでいる。