お盆の入りの13日、潮来市日の出の潮音寺で、先祖をしのび、平和への願いを込めて1万本のろうそくをともす「万燈会(まんとうえ)」が始まった。境内には柔らかなろうそくの光が広がり、訪れた人たちの顔を優しく照らした。
 万燈会は、奈良薬師寺東関東別院の同寺が毎夏、お盆の迎え火、送り火として実施。同日夕方に法要が営まれた後、本堂前に並んだ白いカップの中のろうそくに灯がともされると、幻想的な雰囲気が広がった。
 埼玉県から訪れた主婦(66)は灯を見つめながら「とても良い機会。先祖への感謝と家族の健康を願った」と静かに話した。
 万燈会は16日まで、点灯は午後6時から。各日とも特設ステージで奉納行事として音楽の演奏が行われる。 (三次豪)