“クラフトぶどう”ってご存知でしょうか。職人技(クラフトマンシップ)が込められたクラフトぶどうブランド「極旬」がデビューと聞き、早速実食ルポでご紹介します。はたしてそのお味は?そしてぶどうの新たな旬「裏旬」とは?



日本品種の生食用ぶどうは世界一!?



2010年 第3次イノベーション
シャインマスカット


初めてシャインマスカットを食べたときのあの感動を、どう言葉で表せばいいのか・・・それほどに衝撃的だった、圧倒的に甘く香り高いシャインマスカット。
どうして今まで知らなかったのか!そう驚いたものですが、シャインマスカットが一般にスーパーマーケットなどでも買えるようになったのは2010年頃。
デビューしてまだ間もないんですね。



実はその革命児シャインマスカットは、日本のぶどう界における第3次イノベーションなのだそう。元は戦前までさかのぼり、アメリカ原産のデラウェアから、第1次が1950年の巨峰、第2次は1980年のピオーネになります。



デラウェア
※アメリカ原産


1950年 第1次イノベーション
巨峰


1980年 第2次イノベーション
ピオーネ


このように、独自の進化を遂げた高品質な品種が、日本の生食用ぶどう。そもそも、世界で生産されるぶどうの7割はワインの原料用です。日本のように、そのまま食べる生食用が9割を占めるというのは独特なのだとか。



クラフトぶどうブランド「極旬」とは?



「極旬」のパッケージは、ぶどうを宝石のように見立てたこだわりのデザイン


今回新たに登場したクラフトぶどうブランド「極旬」は、たっぷりと陽の光を浴びて、おいしさをぎゅっと包み込んだぶどう。



クラフトビールと同じくクラフトぶどうにも、職人の技がしっかりと込められています。「極旬」の生産指導責任者である樋口さんは言います。



「ぶどうの木も人間と一緒。1本1本個性をもっている。1本1本の木にあったケアをしているだけ。やるべきことをやっているだけです。日本の品種改良の技術は、世界一。しかし日本品種がいい加減につくられたぶどうが、海外で日本品種の味だと思われているのが悔しい。日本のぶどうの本当のおいしさを、世界に伝えたい」



そう、日本のおいしいぶどうは、国内で9割以上消費されてしまうそう。世界ではまだまだ、このおいしさを知らない人が多いのです。



表旬と裏旬とは?



さらに「極旬」では、地球の表と裏の両極で、一年中旬の季節のぶどうを育てています。山梨で「表旬」を、ニュージーランドで「裏旬」を育てることで、日本品種のぶどうを通年生産し、世界へ販売したいと考えているのだそう。



表旬「シャインマスカット」



フルーツ王国と呼ばれる山梨県でシャインマスカットを育てます。収穫シーズンは、8月中旬〜10月初旬。日照時間が長く、降雨量が少ない、ぶどう出荷量日本一を誇る名産地。その土地で熟練の栽培技術をもって、日本の旬の季節に育てられたクラフトぶどうが、「極旬-表旬-」です。



裏旬「バイオレットキング」「巨峰」



ニュージーランドのホークス・ベイ地区でバイオレットキングや巨峰を育てます。収穫シーズンは、2月中旬〜4月初旬。山梨県よりもさらに日照時間が長く、降雨量が少ない、ぶどうの生産適地。恵まれた環境の中、日本の熟練技術で育てられた日本品種のクラフトぶどうを、こっそりおいしく楽しむ裏技、それが「極旬-裏旬-」です。



実食!「極旬-裏旬-」バイオレットキング





さてさて、気になるのはやはり、そのお味、ですよね!今回は、裏旬のバイオレットキングを実食させてもらいました。シャインマスカットとウィンクをかけあわせた品種だそうです。さすが粒が大きくて立派!種はなく、皮ごといただくことができます。





実は筆者、バイオレットキングをいただくのは初めて。期待が高まります。





シャインマスカットを親にもつと聞き、あの華やかな甘さと香りを想像していたのですが・・・ファーストインプレッションは甘みより爽やかな酸味。ウィンクの特徴が強く感じられます。



しかし、実をかみしめると、奥から蜜のような甘味が上品に広がります。それはまるで、爽やかな草原を歩いていたら蝶の舞う花畑を見つけたような感じ。「赤ぶどうの王様」と呼ばれるバイオレットキングですが、味わいは剛気な王様というより、奥ゆかしい貴婦人だと個人的には感じました。



こちらの「極旬-裏旬-」ぶどうはすでにECサイトでは完売!注目度の高さがうかがえます。でもあきらめないで大丈夫。「極旬-裏旬-」ぶどうを使った絶品スイーツなら、まだ味わえるチャンスがあるんです。



極旬
裏旬 巨峰(1房)価格:¥3,140(税込)
裏旬 バイオレットキング(1房)価格:¥5,740(税込)
※極旬-表旬-の販売は2021年9月を予定
https://gokushun.com



「極旬」と人気飲食店のコラボメニュー



極旬バイオレットキングのレアチーズケーキ 780円(税込)


「極旬」は飲食店とコラボし、バイオレットキングや巨峰を使ったメニューも展開しています。こちらは赤坂の「CAFE SANS NOM AKASAKA」に登場したコラボメニュー「極旬バイオレットキングのレアチーズケーキ」です。



これがちょっと・・・思わず唸ってしまうおいしさ。ぶどうが皮までしっかり練り込まれていて、信じられないほどぶどうの風味が引き出されたレアチーズケーキなんです。



こちらのコラボメニューは、テイクアウトしておうちグルメとしても楽しめます。気になる人は、期間限定なのでお早めに!



CAFE SANS NOM AKASAKA
東京都港区赤坂6丁目16-4
https://cafesansnom.net



参考
[奥深いぶどうの世界|農林水産省]
[All Photos by Aya Yamaguchi & shutterstock.com]