子どもの頃は特別な日にしか飲めなかったクリームソーダに、学校帰りに仲間と頬張ったパフェ。誰にでも、思い出に残るスイーツがひとつやふたつはあるのでは? 昭和·平成のトレンドスイーツ特集では、社会現象を巻き起こしたあのスイーツから、みんなの記憶に残るあの味まで、思い出のエピソードとともにご紹介していきます。最終回となる今回は、記憶に新しい2010年代のスイーツです。


原宿の新トレンドは「パンケーキ」





2010年代のトレンドの特徴は、インスタグラムなどソーシャルメディアでの“映え”を意識したスイーツであること。ホイップとフルーツで可愛くデコった映えるパンケーキや、スフレのようにふわふわしたパンケーキは、ビジュアルも含めて話題に。2010年にハワイから原宿に上陸した「エッグスンシングス 」、2012年に表参道にフラグシップ店をオープンしたオーストラリア発の「ビルズ」は、連日行列ができるほど話題に。



「普通のパンケーキにはさほどハマらなかったけれど、スフレパンケーキを初めて食べて衝撃。毎週のように新しい店に食べに行き、行列を回避するためクリスマスイブの日の開店1時間前に1人で並ぶなど、取り憑かれた。マイベストは、フリッパーズの“奇跡のパンケーキ”」(40代女性/京都)



「ホットケーキは子どものときから大好きで、よく家で自分で作って食べていた。大人になってパンケーキブームになってからまた食べ始めて、今も大好きなスイーツ」(40代女性/東京)



レベルアップした「コンビニスイーツ」



Fadhli Adnan / Shutterstock.com


コンビニ各社がオリジナルのスイーツや、有名パティシエとコラボした洋菓子などの新商品を定期的に販売するなど、コンビニスイーツ市場が盛り上がりを見せました。ハレの日に食べるイメージが強かったスイーツも、コンビニが本格参入することで、いつでもどこでも気軽に楽しめるものに変化。コンビニスイーツのレビュー記事は、当サイト・イエモネでも大人気! 



「テレビで見て、食べたいなと思っていた流行のスイーツがコンビニにもあると買っちゃいますね。あとはお昼を買いに行って、おいしそうだからつい買ってしまったり。おいしいスイーツが手軽に、どこでも買えるのがいいですよね」(60代女性/東京)



「有名パティシエや専門店とのコラボスイーツが、100〜300円台で買える幸せ。見ると、思わず買っちゃうんだよな〜。セブン·ローソン·ファミマともにスイーツだけでなく、菓子パンもおいしい」(60代男性/東京)



放課後タピろ〜!第3次タピオカブーム





これまでは現地でしか味わうことのできなかった、お茶専門店でありタピオカミルクティー発祥の店として有名な台湾の「春水堂(チュンスイタン)」が、2013年に代官山に1号店をオープン。台湾ブームもあいまって、タピオカミルクティーの専門店には連日行列ができ、2019年の流行語大賞トップ10には、“タピオカドリンクを飲む”という意味の「タピる」が入選するほどブームに。



「学生の頃、台湾タピオカミルクティーを毎日のように飲んでいた。今は胸焼けしそうで飲まなくなって、オッサンになったと感じている」(30代男性/千葉)



「一番最近のブームの時はタピオカドリンクのお店が乱立していたのが印象的。私は第2次ブームの時に飲みすぎたのか、今はタピオカドリンクを飲むとお腹が痛くなるようになってしまった」(40代女性/大阪)



まだまだある!2010年代にブレイクしたスイーツたち



韓国発ダルゴナコーヒー


このほか、リッチな味わいが人気を博したアメリカ発の「グルメポップコーン」、クロワッサンとドーナッツのハイブリッドスイーツ「クロナッツ」、台湾や韓国スタイルの「ふわふわかき氷」、メルヘンな世界観をパステルカラーで表現した「ゆめかわスイーツ」、スイーツのような「ダルゴナコーヒー 」に巨大マカロン「トゥンカロン」を始めとする、見栄えのする韓国系スイーツなどがありました。



定番でありながら懐かしさも感じる「クリームソーダ」


一時の流行で終わってしまうスイーツと、長きに渡って愛されるスイーツ。後者の方の魅力は、味わうたびに呼び起こされる、そのスイーツにまつわる素敵な思い出とおいしさの記憶なのでしょう。



さて、みなさんはこの年末年始、どんなスイーツを食べますか?



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