
「ワンタン」ってどんなイメージがありますか。ラーメンに比べるとなんとなくインパクトがないような。餃子よりも食べた感じ物足りないような。筆者としましては、ワンタンはちゅるちゅるの皮がそのおいしさの根幹にあって、その薄い皮から透けて見える具の奥ゆかしさが旨味と上品さをプラスし、澄んだしょうゆベースのシンプルなスープが全体を包んでくれる、唯一無二の食べ物だと信じています! と、ちょっと大げさになりましたが、ワンタンにはワンタンのおいしさがありますよね。
ワンタンにもいろいろあります!

ワンタンは、四角い皮の真ん中に具を入れて包んだものですが、その皮の大きさや厚みにも様々なバリエーションがあります。また、具は豚肉を使ったしっかりしたものから、海老のぷりぷりがおいしいもの、豚と海老のミックスしたものなども。
包み方もいろいろで、たたむようにしたり、ぎゅっと絞るようにしたり、また、具の量を少なめにしてワンタンの皮をたっぷり楽しむ包み方ももあります。そして調理法もいろいろで、茹でてスープに入れたり、フライパンで焼いたり、揚げたりと、変幻自在。
今回は、皮はスーパーで売っている一般的なものを使って、具は海老とネギ、とシンプルにして、餡はたっぷり包んでぷりぷりにして、あっさりしょうゆ味のスープでいただきます!
ワンタンの皮、海老、ネギに調味料で!

主な3つの材料はワンタンの皮、海老、ネギなんですが、今回大事なのは調味料扱いの「しょうが」なんです。寒い季節、体を温めるにはやっぱりしょうがが欠かせません。たっぷりめに入れて温活もできちゃいます。
材料:
えびをたたいて包んで茹でて!
1.むきエビをざっくりと切ったら、包丁でたたきます。ころころした部分が残る程度です。

2.1のむきエビをボールに入れて、長ねぎ(白い部分)、しょうが、砂糖、しょうゆ、胡椒とよく混ぜて練ります。

3.ワンタンの皮の真ん中に、2の餡をのせて、二つに折って押さえて、両側は内側に折り込みます。餡の量は、具たっぷりにするときには10等分でワンタン10個、具を少なめにしてワンタンの皮をツルっとたくさん楽しむなら30個作ります。

4.鍋にたっぷりのお湯を沸かして、ワンタンをゆでます。海老の色が赤くなって浮き上がればOK。よくお湯を切って器に入れます。
5.鍋に水、酒、鶏がらスープの素、醤油を入れたら沸騰させて、器に注ぎ、長ねぎ(青い部分)を入れます。好みでラー油やごま油、こしょうを振ります。

見た目がかなりシンプルですが、「こういうのが食べたい!」ってちょくちょくに思えるような優しい味に仕上がりました。

もしワンタンをたくさん作ったなら、焼きワンタンもおいしいです。フライパンに植物油を温めて両面を焼きます。(餃子のように水を入れたりしなくてもパリッと仕上がります。)揚げワンタンもおすすめです。180度の油で3分ほど揚げればOKです。
Clubhouseなので包み方が見えなくって不安でした!
Clubhouseなので、声だけのコミュニケーション。包み方を口頭で説明するだけで、みなさんちゃんとできたでしょうか。

Mayumiさんの作品、これは高級中華料理店でコースの途中でサクッと軽く出てくるような上品さですね。
「形はちょっとアレですが、ワンタンツルツルしてすごくおいしかった〜! 生姜入りのスープもおいしかったです。あったまりました!」
確かに、よく見れば具がはみ出てたりしますが、スープに入っていれば全く問題ないですね。

「ワンタンは初めて包んだからうまくいかなくて最後の方ヤケクソでとりあえず包んであればいいんでしょって感じで結構爆発しちゃったけど、皮がとぅるんとしてて美味。エビだからあっさり食べられるのもいい。残りのワンタンは豚肉で作って揚げておつまみにしてみたい!」と山口さん。
なるほど「とぅるん」ですね。それにしてもぷりぷり感が伝わってきます。

Mari.Mさんのは白コショウが効いてそうです。シンプルなしょうゆベースのスープって、こしょうが合いますよね。
「つるっとしたワンタンとぷりぷりのえびの食感が最高で、いくらでも食べられます。優しいお味のスープには、少し中華麺を入れてもよさそうでした。ラー油を入れて味変してみました。ラー油、よくあいます」

「ワンタン初めて買って、包み方が??? 状態。先生のお手本が楽しみです。茹でている間に中身が出てきちゃったりしましたが・・・優しい味でとってもおいしかったです!今度は麺も入れたい」とChikaさん。
そうなんですよ。「真ん中に具を置いて、対角線をちょっとずらして三角作って、両端は内側に折り込んで」って口頭で説明されてもピンときませんよね。でも大丈夫、うっすらとスープの向こう、さらに皮の向こうに海老の色が見えて美しいできばえでした。
あったか温活もこれでOK。やってみれば簡単なワンタン。自分なりのバージョンを作ってみてくださいね。
次回は「スパニッシュオムレツ」に挑戦です。
[All photos and recipes by Atsushi Ishiguro unless otherwise attributed.]