『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』に登場する便利な施設・馬宿。馬宿はリンクだけでなく、ハイラル中の旅人たちが旅の疲れを癒すために集います。彼らはどんな日常を過ごしているのか!? 以前、「【ゼルダBOW】旅人の数だけドラマがある…馬宿に集う旅人(モブ)に密着してみた!」の記事にて彼らの行動に密着したところ、旅人の数だけドラマがあることがわかりました。

そこで旅人密着第二弾を敢行! 前回訪ねられなかった馬宿に行き、旅人たちが何を目的に、どんな進路を取っているか、さらに調べてみました。


◆レイクサイド馬宿―密林はロマンの宝庫

フィローネ樹海を抜け、フロリア大滝の手前にあるレイクサイド馬宿。フィローネ地方は亜熱帯の気候で異国情緒豊かな土地です。ゾナウ遺跡群などの古代遺跡も残り、大厄災の被害もほとんど受けていません。

そんなロマンあふれるフィローネ地方には夢見る冒険家が集うに違いない! ということで張り込み開始!


レイクサイド馬宿で出会った第一旅人はシシモ。


冒険家というより冒険ファンと言い切ってしまう彼女。色白だし、なんだか頼りない印象。無事に旅ができるのか、ついていきましょう!


午後6時45分、レイクサイド馬宿を出発。西のフィローネ樹海に向かいます。夜になってしまうけど大丈夫かな。そもそもシシモさん、武器持っていないんですよね。丸腰のままジャングルの道を進んでいきます。


案の定魔物に襲われても抵抗する術がなく逃げ惑うシシモさん。助けてあげましょう! しかしこの道もリンクがいなければ敵が出てこないし、本当は安全なのでは…。旅人への厄災リンク、旅人密着第2弾でも健在。


黙々と歩むのも味気ないので話しかけて親睦を深めてみました。「冒険ファン」と豪語するだけあり、フィローネの森の古代ロマンに憧れはするけど、行こうとは思わないようです。いや、行こうよ。


橋を渡り、さらに西に進みますが、その先はいやな予感が…


やっぱり。
道の両側の崖から通行者を狙うボコブリンたち。馬に乗って突っ切るか、崖をのぼりボコブリンの背後から襲うのが上策です。さて、このピンチをどう切り抜けるのでしょうか?


安全な位置でしばらくボコブリンを眺めていたシシモですが…


来た道を戻り始めました。
諦めちゃったよ、この人。

前を向いて黙々と歩くシシモの視界にフロドラは入らない。ロマンはすぐそこにあるのに…!


午前3時、レイクサイド馬宿に到着。一日半の行程、何の成果も得られませんでした! が、冒険ファンのシシモにはちょうどいいのかも…。

さらに張り込みを続けます。密林だし、藤岡弘、ばりの冒険家がいるんじゃないか!? と期待して馬宿付近をウロウロしていたところ…


レイクサイド馬宿に向かう途中の女性を発見。タツノは名前の通り伝説の龍に遭いたくて冒険をしているそうです。フィローネ地方といえばフロドラ。勇者、何度も見てます。ということで同行開始。


一緒に歩き始めて1時間後、さっそくフロリア湖にフロドラが出現!
タツノ〜左!左!


タツノ―!手前!手前!

何事もなかったかのようにレイクサイド馬宿に入るタツノ…


普段は夜に出現するフロドラですが、この日はサービス精神からか、昼間に2回も登場してくれました。でもタツノ見てくれない。全然見てくれない。

タツノとフロドラを見るのは諦め、タツノがどこまで行くのか、追いかけてみました。タツノはレイクサイド馬宿から西へと向かいます。


夜のフロリア川はとっても幻想的。ですが、この橋の向こうはシシモが突破を諦めた、あのボコブリン地帯があります。


もしかしたらこいつらがいなければ歩みを進めるかもしれない。タツノのために道を切り開いてあげました。


ボコブリン地帯を無事に突破!そしてフィローネ樹海入り口まで来ました。しばし立ち止まったのち、高原の馬宿方面へと向かいます。


この坂をのぼり左に曲がれば高原の馬宿まであと少し…というところで、前から走ってくる女性を発見。


シシモ! シシモじゃないか!?
あのボコブリン地帯をひとりで抜け、高原の馬宿に行けたというのか…!? やっぱりリンクが同行しないほうが安全なのか!?(安全です)


高原の馬宿付近は馬に乗ったボコブリンが縄張りにしており、旅人にとって危険地帯。リンクが駆逐したとはいえ、油断は禁物。旅人は安全なところまで走っていきます。こうしてようやく高原の馬宿に到着!


シシモ、タツノのはレイクサイド馬宿から高原の馬宿までを往復していることがわかりました。なかなかの長旅です。フィローネ地方のロマンを追い求め、今日も旅人たちの探求の旅は続きます。

<余談:旅の途中のハプニング>

高原の馬宿からレイクサイド馬宿に戻るタツノさんを同行していたところ、雨に遭遇。


雨宿りをしに朽ちた馬車へ。これは恋が生まれるシチュエーション!


雨宿りしながらこうやって話すのも楽しいですよね〜。なんて浮かれて話しかけていたら…



一部始終見られてた。
(背後に来たの、本気で気が付かなかった…!)
>>次ページ:ゲルドキャニオン馬宿で密着!

◆ゲルドキャニオン馬宿―想いは熱砂を越えて―

続いてやってきたのはゲルドキャニオン馬宿。ゲルド砂漠の入り口にあり、砂漠越えのための最終調整地点でもあります。日中の暑さ対策、夜の寒さ対策はこちらでね!



ゲルドキャニオンで出会ったガラトン。ゲルド族に囲まれたいという本音ダダ漏れですが、過酷な砂漠を前に二の足を踏む人が多い中、果敢にも挑んでいるご様子です。彼は無事にゲルドの街に入ることができるのか? 追ってみましょう。


9時半、ゲルドキャニオン馬宿を出発。


ここから砂漠に入ります。午前11時、ちょうど日中の暑さがピークになる頃合いなので…


涼しい衣装にチェンジ(あえて女性用)。

砂漠の暑さを物ともせずに進んでいきます。きっとひんやり系のくすりで対策を取っているのでしょう。それともゲルド族への執念の賜物か。そんな折、手前からゲルド族の旅人発見。


ルーカはゲルド族の兵士。旅人の姿になり、イーガ団を見張っています。佇まいがかっこいい…!


そんなチャラいこと言ってるとルーカさんに殴られるぞ。


午後3時、カラカラバザールに到着。ゲルドの街は男子禁制なので、男性の行商人はこちらで商売を行います。


ガラトンもここで商売をするのかと思いきや、立ち止まらずに通過しゲルドの街方面へ。


女の子への執念すさまじい。

途中で出会ったポドマは故郷を出ず、ゲルド砂漠をウロウロしながらヴォーイハントをしているそうです。しかしガラトンはアウトオブ眼中…。


午後9時。日が沈み、寒くなってきました。
カラカラバザールからゲルドの街までは危険な道。走って先を急ぎます。


夜恒例のスタルリザルフォス襲来。逃げ足も早いぞガラトン。


全然懲りてないっス!

ゲルドの街入り口に到着!

ゲルドの街の外にあるテントでしばしの休憩。砂漠越えという危険をおかすほどの情熱を持ちながら、一応はゲルド族のしきたりを守っています。


諦めきれず復路でも「ハーレム…」とつぶやくガラトン。いつか叶うといいね(叶ったものからの余裕の励まし)。


さて、ガラトンと別れ、ゲルドの街をウロウロしていたら、道中に出会ったルーカが街に帰っていました。怪しいものを警戒しているルーカさんのお仕事っぷりを拝見しましょう。


ガラトンやポドマが走って切り抜けた道をゆっくりと歩くルーカ。兵士の貫禄! リンクがウロウロしても動じません。


ここでいつもの厄災(イーガ団)呼び込んじゃいました〜


姐さん、やっちゃってください!

いつもの武器じゃないため攻撃に転じることができないルーカ。いや、悪いのはリンクなのでむしろ申し訳ない気持ちでいっぱいです。責任をもって倒させていただきました。


夜になりカラカラバザールに到着。立ち止まり、安全を確認したのち、更に先を進みます。


カラカラバザールにはトレジャーハンターのワスクが滞在していました。


旅は道連れ…微妙な距離を取りながら、ゲルドな女子(一名男子)が進みます。


仲良くゲルドキャニオン馬宿に到着!


しばしの休息ののち、二人はまたゲルド砂漠へと戻っていきました。さすが砂漠の民。過酷な環境にも動じず、ヴォーイハントのため、トレジャーハントのため、そして一族の平和を守るため、それぞれ目的をもって砂漠を歩いているのです。


君は行かない方がいいと思うよ!

ガラトンとルーカの行動範囲はこちら。一本道ですが、昼と夜の寒暖差が激しくとっても過酷。下心がありつつも往復するガラトンに敬礼!

>>次ページ:山麓の馬宿で密着!


◆山麓の馬宿―行くべきか、行かざるべきか

3つ目は山麓の馬宿。デスマウンテンのふもとに位置し、ゴロンシティへ向かう旅人の休憩地点になります。デスマウンテンは熱い溶岩に覆われており、通常の装備ではあっという間に体力が奪われてしまいます。くすり等の準備はここでしましょう!



山麓の馬宿にいたのは悩める男・ダエトールとゴロン族のチャリオ。チャリオはゴロン温泉の管理人だったけど仕事が嫌で飛び出してしまったのだとか。ふたりともデスマウンテン方面へ向かうので追ってみました。


デスマウンテン登山道入り口に到着。それにしても二人とも近すぎじゃないですかね?


もはやチャリオが盾。
ダエトール「これでいいのか…」 多分良くない。

火山は炎をまとった危険な魔物が多発する地帯。リンクいっきまーす!


チャリオからのお礼はコハク。太っ腹!


一方のダエトール。まぁ、ないよりは…


お次はオパール!チャリオ、好きっ!


まぁ、ないよりは…


なんて言っている間にあのエリアにたどり着いてしまいました…遠くに見える、モノアイのアイツ。あいつがウロウロしているせいで、デスマウンテン登山は迂回につぐ迂回になったという人も多いのでは…!? 二人とも、このまま行って大丈夫?


ぼろ馬車に隠れて様子をうかがうチャリオ。さらに奥で悩むダエトール。行くべきか、行かざるべきか。


せっかくだから先に行こう!
というわけでガーディアンを駆除し、振り返ると…


誰もいないよね〜

薄情だ! 薄情すぎる!! ダッシュで来た道を戻るリンク。このところ旅人密着ばかりしていたから、一人の道が妙に心細いです。


ふたりを発見! あたりはすっかり暗くなってしまいました。スタル系の魔物の出現時間です。


デスマウンテンでは夜中にスタルモリブリンが出現。倒したご褒美はルビー! もう一生ついていく!


あのダエトール氏からも20ルピーゲット。山の旅、案外いいかも…


その後イーガ団(大きい方)にも襲われ、撃退したお礼にサファイアもゲット。もっと敵出てこないかな〜(味をしめた)。

チャリオ氏が太っ腹すぎて本来の目的を見失いかけました。そう、ガーディアンを駆逐した今、彼らが歩みを止める理由はありません。先に行くのか、いかないのか。それを確かめるため、山麓の馬宿から再び二人の後を追います。


再び先ほど引き返したエリアに到着。もうガーディアンもいませんし、先に行くなら今ですよ!


遠くを眺めるだけで一向に進む気配を見せないふたり。まさか…


はい、2名様、御帰還〜

というわけで、ダエトール、チャリオは山麓の馬宿からデスマウンテン登山口を往復していました。まぁチャリオはゴロン温泉から逃げ出してきたわけだし、これ以上は進めないよね…。ダエトールもきっとこのまま行くべきか、行かざるべきか悩み続けるのでしょう。

>>次ページ:森の馬宿で密着!

◆森の馬宿―ゴロンとゲルドの珍道中再び

最後は森の馬宿にやってきました。森の馬宿はオルディン地方とハイラル平原の境界にして交通の要衝。ハイラル城からも最も近く、ハイラル城へ侵入する際に立ち寄った方も多いのではないでしょうか?


午前10時、旅人を待っているとミステリーハンター・ゾローナに遭遇。謎を求めて世界を旅しているようです。ついていきましょう!


ミステリーハンターといえば「世〇ふしぎ〇見!」。ゾローナも世界の謎を教えてくれます。クイズ形式なら思わずスーパーゾローナ君を出してしまいそう。


道の分岐点をまっすぐ進みます。山麓の馬宿方面へと向かうようです。



川沿いを進んでいくと、進行方向から2人の旅人がやってきました。ゲルド族のカーシャと、ゴロン族のボルドンです。カーシャはヴォーイハントのため森の馬宿から山麓の馬宿まで歩いているとのこと。あれ? このシチュエーションどこかで見たぞ…

そう、第一回目のヒガッカレ馬宿とミナッカレ馬宿を往復していたラボーラとナッドンと同じ境遇! これはもしや、ゲルド族とゴロン族の恋の旅路再びか!?


一回目は話しかける等で距離をむりやり縮めたのですが、このふたり自然に一緒に歩いてる。もうこれはカップルと言っていいのではないでしょうか!? ものすごく気になりますが、しかし今はゾローナを密着中。再び会えることを信じ、先へと進みます。


午後7時、デスマウンテン登山へと向かう一本道へと差し掛かりました。日も落ち、危険な時間帯になってきます。


前方、ボコブリンに襲われている人を発見! これは先に倒さないとゾローナも進めない。


襲われていたのはいつものマックストリュフ姉妹でした。あちこちで遭遇してはボコブリンに襲われているふたり。危険な旅をやめるならリンクのマックストリュフ分けてあげるのに。


なんてやっている間にゾローナとはぐれてしまいました。

実は、この前にもマリッタ馬宿やタバンタ大橋馬宿で旅人探しをしたのですが、馬に乗っている旅人は途中ではぐれる率が高いのです。
雨や雷になれば馬を走らせてしまうし、魔物が来ればリンクが戦っている間にどこかに行ってしまうし…。というわけで、マリッタ馬宿とタバンタ大橋馬宿の調査は途中で断念せざるを得なかったのでした。森の馬宿なら気候も安定しているし大丈夫かなと思ったのですが、やっぱりだめでした…。


途方に暮れていたところ、救世主到来! 道中すれ違ったボルドンとカーシャがやってきたのです。しかも二人仲良く連れ添って!! これはもう二人を追えとの神の思し召しに違いない! ということでここからは予定を変更し、ふたりの道中に密着します。


こんなに近くに寄り添って…! 見せつけてくれますねぇ。少なくとも、ミナッカレ―ヒガッカレ間のラボーラとナッドンよりは関係が進んでいると言わざるを得ません。


午前10時、出発開始! 立ち上がるタイミングも一緒です。


天気もよく、旅にうってつけの一日。リンクの邪魔者感が半端ない!


夜中のスタルリザルフォスも3人で撃退! ボルドンとカーシャ、臨戦態勢に入ってくれて、一緒に戦っている感じがします。なんだかパーティを組んでいるみたいです。


忘れた頃にやってきたイーガ団も3人で撃退!
もはやイーガ団は彼らの愛を演出する舞台装置でしかない!

午前5時、ふもとまで降りてきました。ここから先は、川沿いをまっすぐ森の馬宿に向かうだけ。


と、ここでハプニング発生。カーシャが突然歩みを止めてしまったのです。


その間にもどんどん先に行くボルドン。とうとう姿が見えなくなってしまいました。
もしかして、喧嘩でもしたのだろうか…そんなそぶりはなかったけど、そこは男女の仲。リンクの知らぬところで何かしら確執があったに違いない。


木陰からこっそり観察していましたが、カーシャは丸一日、その場から動きませんでした。

埒があかないのでここをキャンプ地をしよう。そう思い焚き木をしたところ、突如歩き始めるカーシャ。
勇者もう大人が何考えてるかわからないよ!!


午前5時、森の馬宿方面からボルドンが歩いてきました。ふたりが別れてから実に1日ぶりの再会です!


感動の再開に…!


ならなかった。

ふたりの歩みが再び揃うことはありませんでした。男女の仲はこうも複雑なのか…。勇者はまたひとつ大人の世界を知ったのです…。


色々ありましたが、ようやく森の馬宿に到着!


カーシャさんは森の馬宿と山麓の馬宿を難なく行き来できる頼もしいヴォーイを探しているとのこと。

そうか、魔物が出た時、ボルドンは構えてやる気を見せるだけで抵抗できなかったっけ。そんなところがダメだったのかな…? でもいつかまた、ふたりが同じ道を歩むときが来るでしょう。そう信じたい勇者なのでした。


カーシャ、ボルドン、そして途中で行方不明になったゾローナは森の馬宿から山麓の馬宿までを行き来していました。他のエリアよりも安全そうにみえて、いろんな意味で最も危険な道中だったかもしれない…


◆続・旅人の数だけドラマがある!
再び旅人の密着をして分かったこと。龍に遭いたい、ハーレムに侵入したい、行くか退くかの答えを得たい、素敵なヴォーイを見つけたい…彼らはそれぞれのロマンを求め、すぐそばに答えがあるにも関わらずあてのない旅を続けているのです。ロマンは追いかけることに意味がある! そして、旅人がロマンを求め旅をし続ける限り、ドラマは生まれ続けるのです。

リンクの目的は厄災ガノン討伐ですが、それとはまた別に、ロマンを求めハイラル中を駆け巡るのも本作の楽しみの一つではないでしょうか? ぜひお気に入りの旅人を見つけ、一緒に旅をしてみてください。きっと新たなドラマを見せてくれるでしょう。


ここでは紹介しきれませんでしたが、マリッタ馬宿と雪原の馬宿を往復するコノタケも筆者お気に入りの旅人の一人。ぜひ会いに行ってください。