株式会社ポケモンのエントランス。大きなパッケージと社名ロゴがナイス!
NINTENDO64ソフトとして1999年に発売された『ポケモンスナップ』がパワーアップしてニンテンドースイッチに帰ってきました! 装いも新たに、現代風にアレンジされた『New ポケモンスナップ』を一足先にレビューします。

新ルート「レンティル海床」をプレイ!

本作はレンティル地方を舞台に、さまざまな気候の島を調査してポケモンの生態を観察し、写真に収めて自分だけのポケモンフォト図鑑を作り上げていきます。

いまさら言うまでもないことですが、『ポケモンスナップ』のゲーム性をベースにした完全新作ということで、見た目はかなり見やすく調整され、画面が明るく、透明感のあるスッキリした雰囲気になっています。レンティル地方はいくつかの島からなり、様々な気候があるので、家にいながらちょっとしたリゾート感が楽しめます。
まずは『New ポケモンスナップ』は海中も調査できるということで「レンティル海床」をプレイしてみました。


調査用ポッド「ネオワン号」で海底の探索へGO!海中に生息するポケモンがどんな暮らしているのか、ワクワクしますね。

スタートした瞬間からお出迎えしてくれるポケモンたち!
ルート序盤は浅瀬なので海の中が鮮明に見え、鮮やかなサンゴたちが目を楽しませてくれます。ポケモンたちものびのびとしていて楽しそうです。海藻の合間に隠れたポケモンを見つけたり、ごく自然に泳ぐ動作を観察したり、発見が多くてつい目移りしてしまいます。こっちを向いてほしい時はふわりんごを投げて、ポケモンたちがおいしそうに食べるところを激写! 写真は1ルートで 72枚まで撮影可能で、撮り切ったらその場で終了となります。撮れないままルートの最後まで進む無駄が省かれています。

海藻に隠れているユレイドル。よく目を凝らして観察することが大切!

ルートは徐々に海の底へとむかっていきます。暗い岩場もあるので、よくよく目をこらさないとポケモンの貴重なしぐさを見落としてしまうかも。


「耳」で観察することも重要です。水の中で聞こえるホエルコの鳴き声が特に印象的でした。また、ブロスターも2匹がみずでっぽうをかけあう行動も音を頼りに目で追いかけて発見。「視覚」「聴覚」を使った新しい発見に終始ドキドキしっぱなしです。


ルート中に点在する「クリスタフラワー」にイルミナオーブを当てると光ります。近くにいるポケモンがさまざまな反応を示すので貴重なしぐさを撮るチャンスです! 撮り尽くしたつもりでいたポケモンでも、イルミナオーブを使うことでで新たな発見があるかも。

あっという間に1つのルートが終わりました。ルート1周あたり5分弱程度なので、忙しい合間にもサクッとプレイできます。広い視野で周回したり、1匹のポケモンに焦点を当てて狙っていったりと、目的を変えて周回できるのも飽きないポイント。試遊はTVモードで行いましたが、手持ちにしてジャイロで遊ぶと、より撮影している感覚を得ることができるでしょう。
評価も“映え”もどっちも大事!
ルート終了後はカガミ博士の写真チェック! 撮影したポケモンごとに1枚、カガミ博士に評価してもらいたい写真をチョイスします。



星の数はポケモンの行動のカテゴリーを示していて、星4でレアだからいいというわけではなく、いろんな様子を写真に収め、星1〜星4のすべてを撮影することが大切です。いいタイミングでポーズを撮れたか、よい大きさで撮れたか、よい向きで撮れたかが高評価になります。星1〜星4すべてで最高評価のダイヤモンドを目指していきたいですね。

評価が高いものを撮ることも大切ですが、写真の良し悪しは個人の感性の自由。評価だけを見てガッカリする必要はありません。自分にとって最高の一枚が撮れたならそれでOK!


評価で選んだ写真以外も保存することができるので、思い出をたくさん残しましょう。残り保存枚数が無くなったら、つどセーブデータを拡張するか聞かれるので、自分のペースでデータを整理整頓していくとよいでしょう。


ベースキャンプに戻りポケモンフォト図鑑を確認すると、撮った写真とポケモンの3Dモデルを閲覧することができます。3Dモデルはぐりぐりと回転して見られるので図鑑を眺めているだけでも飽きません!

「同じものは撮れない」ライブ感
ふわりんごを当てられてびっくりするデデンネ。カワイさ無限大!
「狙ったショットが撮れなかった」体験もリアルな肌触りを感じるポイント。例えば遊園地のアトラクションであれば観客にプログラム通りの動作を見せ、どの観客にも同じ体験をさせるのが正しい見せ方ですが、生き物を対象にするとそうはいかないもの。カメラを持って身構えても、狙った通りに動いてくれなかったり、逆に狙っていないところで貴重なショットが撮れたり。このライブ感こそが唯一無二の体験に結び付いているといえるでしょう。「ポケモンがそこにいる」と肌で感じることができます。

「映え」を狙って加工しよう


撮った写真の加工は2段階で行うことが可能です。1つ目はルート探索終了後の写真を保存する場面。「エクストラさつえい」を選択すると、トリミングや明るさ調整などの基本的な写真加工を行うことができます。被写体がちょっと遠いな、と思った際にはこちらを活用するとGOOD!


2つ目はベースキャンプに戻ったのち、ポケモンフォト図鑑かアルバムからできる写真加工です。こちらが加工の要!フィルタやスタンプ、フレームを使って「映え」る写真にカスタマイズすることができます。


マンガ符号の「睡眠」スタンプを配置。大きさや角度を調整できます。


キラキラフレームを使って穏やかな睡眠画像に! アイデア次第で面白画像がいくらでもできそうです。フィルタの調整時は元の写真をXでプレビューしながら加工できるのがナイスポイント。フレームはかなりバリエーションがあり、特にマンガ符号の集中線は重宝しそうです。これぞ映えの極致! 1枚絵で笑わせる職人芸が試される時です。

写真はオンラインでシェアすることができ、閲覧者に評価してもらったり、他の人が撮影した写真を評価したりと、双方向のコミュニケーションを楽しむことができます。まさに現代的! もちろんスイッチ本体の撮影機能を使ってSNS投稿も可能です。なお、オンラインプレイのご利用には、「Nintendo Switch Online」への加入が必要です(有料)。

前述した通り、面白く加工できる写真と、ポケモンの生態記録として高評価な写真はまったく別。一瞬のひらめきを大切にして、いろんな写真を撮って、楽しく加工していきたいですね。
景色×ポケモンを楽しもう!

撮影はポケモンだけではなく、クリスタフラワーや遺跡なども対象になります。どこにクリスタフラワーがあるのか、どこに遺跡などの要素があるのか、写真に収めて発見をシェアし合うのも今時らしいですね。


ルートによっては調査レベルをあげることで夜の探索にでかけることもできるので、夜にどんなポケモンが現れるのか調査したり、夜になって様変わりした景色を楽しむとよいでしょう。淡い月あかりの中で光るクリスタフラワーも幻想的です。イルミナオーブを当てたポケモンは光を放つので幻想的な景色がとれること間違いなし! ポケモン×風景で調査がより楽しくなること間違いなしです。

ルガルガンのまよなかのすがたを見るには夜のルートを調査する必要あり!

「サーチ」をかけると思わぬ発見に遭遇することも。謎の自然現象の中心にポケモンがいる可能性も……!

究極の癒しは身近にある!
大自然をゆったりと見て回りながらカワイイポケモンたちを観察し、写真を撮る。なんという贅沢な時間でしょうか。「癒し」、まさにこの言葉がふさわしいゲームです。


特に筆者が癒されたのはベースキャンプでの撮影。ベースキャンプをゆったりと一周するだけのシンプルなものですが、だからこそポケモンたちをまったりと観察することができ、発見しなくちゃという気負いもなく、ゆったりとした時間を堪能することができます。コースに高低差がないから身構えることもなく、アトラクション的な驚きがないからひたすら癒されるというわけです。これはもう、疲れた時にパワーをもらいたい人にうってつけ。


ふわりんごを食べる姿をじっくりと観察したり……


机の近くに集まっているポケモンたちの楽しげな様子を眺め、「尊い」と呟いたり……!


ニジイロビーチも視界が開けているので開放的な空気を味わえる癒しスポット! ポケモンたちもうたた寝したりダンスしたりと穏やかな雰囲気に包まれています。


楽しそうにダンスするキレイハナ。超癒し空間です。


本作は「ポケモンの生態調査」と「ポケモンフォト図鑑を完成させる」がプレイヤーの主な目的ですが、単にポケモンフォト図鑑を埋めるだけでなく、「自分だけの最高のショットを撮る」ことこそが重要であると気付かされます。

ポケモンを調査して新たな発見をし、それを最高の1枚として写真に収め、シェアしてたくさんの人と共有しあう。ワクワクドキドキの発見と、誰でも癒される体験、両方が楽しめるナイスな1本に仕上がっています。発売日を楽しみに待ちましょう。


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※ 画面は開発中のものです。