6月5日〜6日、プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」が主催する、プロプレイヤーとインフルエンサーを中心とした競技シーンさながらの大会「Crazy Raccoon Cup VALORANT」が開催されました。



プロプレイヤーとインフルエンサーを中心に構成されたチームが激突する「CRカップ」。これまでは『Apex Legends』や『フォートナイト』での開催を重ねてきましたが、今回は初のバトルロワイヤル以外のタイトル『VALORANT』に舞台を移して実施。本稿では決勝戦を含む2試合の様子を振り返ります。

出場したのは全10チーム。各チームのリーダーは「Absolute JUPITER」と「Crazy Raccoon」を中心としたプロプレイヤーが務め、それぞれのリーダーがドラフト指名制でメンバーを決定するという形。プロプレイヤーということもあり、リーダーには2つの制限が定められ、使用可能武器はハンドガンなどのサイドアームのみとし、デュエリストやイニシエーターを中心に使用禁止エージェントが設けられました。


順位表のまとめはこちらから。


マッチピックアップ1:Lower Final Mercury vs ヒロント


胡桃のあ視点

勝てば決勝、負ければ敗退という緊張感が漂うLower Final。第一マップは「アセント」。ヒロントが好調に試合を支配している中で迎えたラウンド11、ヒロントはタクティカルタイムアウト(以下、TO)を取ります。このマップでの勝利を確実にするために一旦落ち着くようなタイミングは、コーチであるXQQのキレのある采配が垣間見えるでしょう。TO後、胡桃のあが操るキルジョイのロックダウンを主軸としたBへの攻めに対してジャッジで対応するMercuryですが、一度明け渡したサイトを取り戻すことは叶いませんでした。折り返し後もヒロントの勢いが止まらず、情報を取って1ピック得る動きを筆頭に、前線を完璧にコントロールする動きで翻弄します。Mercuryも夏代孝明がジャッジとシェリフをフル活用した素晴らしいACEを見せるも、勢いそのまま4-13でヒロントの勝利。アセントだけ練習してきたというメッセージは伊達ではありませんでした。

夏代孝明によるACEはこちらから。


第二マップ「ヘイヴン」。1つ前の試合では48キルを記録する圧倒的な強さを見せつけたヒロントのじゃすぱー。この勢いがヘイヴンでも止まらないかと思いきや、設置後のリテイクが上手いMercury。互いにラウンドを譲らないシーソーゲームが続き、6-6での攻防折り返し。両チームのクラッチや読み合いが光るも、終盤で流れを掴んだMercuryが13-10で勝利。試合は最終決戦「バインド」へもつれ込みます。



胡桃のあ執念のクラシック

第三マップ「バインド」。試合を重ねるごとに連携力が高まっていくヒロント、ピストルラウンドから勢いが止まりません。それでいてプレイが冷静なのが素晴らしく、1v1の撃ち合いをせずにカバーラインが確保された状態での撃ち合いを徹底しているのが印象的でした。この動きは5v5タクティカルシューターの基本だけれど難しいもので、短い練習期間でこれほどの連携力を得たのは練習の賜物でしょう。ヒロントの完封といっても過言ではなく、10-2で折り返しを迎え、ラウンド15でマッチポイントを取ります。負けたら終わりの緊張感の中で4ラウンド連取する粘り強さを見せるMercuryでしたが、じゃすぱーが1v1を制して決着が付き、13-7でヒロントの勝利。ヒロントはグランドファイナルへ駒を進めます。

グランドファイナル出場決定の瞬間、じゃすぱー視点はこちらから。






マッチピックアップ2:Grand Final ヒロント vs ※人を食べます
Laz視点のグランドファイナルはこちらから。


第一マップ「ヘイヴン」。「※人を食べます」のWokkaが繰り出す自由な動きが強く刺さったのが序盤。しかしラウンド6でヒロントのじゃすぱーがACEを魅せます。この試合はこの2人がきっかけに試合が動くシーンが多くみられました。3つの拠点がある広いマップ「ヘイヴン」では、1ピックが大きな意味を持ち、エース対決が光ります。「※人を食べます」に流れを掴ませず中盤から立ち直し、6-6で攻防折り返し。シーソーゲームが続くかと思いきや、アタッカーサイドに回ったヒロントが流れを手繰り寄せ、最後は胡桃のあによるスーパークラッチでヒロントが勝利を掴みます。

ラウンド6のじゃすぱーによるACEはこちら。




この胡桃のあが試合を決めたクラッチは素晴らしいものでした。Aで一悶着起こしたあとにC設置を目指すのはよく見られますが、設置後にガレージへ上がってディフェンダースポーン側に2人いることを確認し、サイトを一度取らせてから音を立てずに背後から忍び寄るというプレイは中々できるものではありません。実際、解除カバーしていたはつめは、ロングをアビリティに任せガレージを見られる位置に立っていて、全く後ろが警戒できていませんでした。はつめに対してフリーキルだったのは言うまでもありませんが、そのあとのLazへのフリックショットはもう、天才。




倒されたLaz視点。流石のLazもこれは倒せない。

第二マップ「バインド」。「※人を食べます」のカバーを許さない動きに苦しめられるも、徐々に対応を見せるヒロント。丁寧で堅実にラウンドを重ねる「※人を食べます」が一歩リードして8-4で攻防折り返しを迎えます。最終的には流れを掴みきった「※人を食べます」が7ラウンド連取で13-4で勝利。グランドファイナルは最終マップへもつれ込み、ヒロントは本日7マップ目の試合に進むことになります。

第三マップ「アセント」。Wokkaのジェットによる強力なエントリーと取り返しを許さない盤石の布陣で「※人を食べます」が6-2で大きくリードを離します。このまま第二マップと展開が想像されましたが、7-5と背中が見える形で折り返し。しかしディフェンダーの「※人を食べます」もシンプルに強い。Wokkaの勝負勘が光る前線での駆け引きと、Lazのソーヴァが適切にアビリティを使ってエントリーを阻害する動きは見事でした。それらを支援する他のメンバーとの連携も素晴らしく、ラウンドの中でしっかりと緩急をつけた押し引きができるチーム力は、優勝を確実なものにしました。最終的には13-8で「※人を食べます」が勝利。


プレイピックアップ
・チーム「アスパラノイア」SPYGEA



チームとしては10位という結果ながら、SPYGEAの活躍には光るものがありました。重要な場面でキルを重ねる姿は印象に残ります。

・チーム「アスパラノイア」てんみり



こちらはスクリム(練習試合)から。ACEもさることながら、ポイズンクラウドの衰弱の中での1v2も見事。

・チーム「※人を食べます」Laz



クラッチキングの名はLazのものでしょう。180度囲まれていてもシェリフ5発でひっくり返すスーパープレイは今大会で最も印象に残ったプレイの一つです。



人それぞれの見どころを持つCRカップ

「※人を食べます」の優勝で幕を閉じた第1回 CRカップ。惜しくも優勝を逃したものの、Day2の本配信で放送された全ての試合で戦ったヒロントの健闘ぶりも、この2試合を振り返るだけでも想像できるのではないでしょうか。また、ヒロントはTOの取り方が非常に上手いと感じました。負けたラウンドを修正するだけでなく、勝ちを勝ちに繋ぐTOは印象的でした。ヒロントのコーチであるXQQは過去に自身がプロプレイヤーを経験しただけでなく、e-Sportsにおける専任コーチの第一人者としての知識や経験を活かした指示出しや知識の提供が印象的でした。XQQ自身が観戦する配信もされていたので、知識でチームを支援するコーチ陣にも今後はスポットを当てていきたいところ。

この2チームだけではありませんが、ほとんどのチームがとても雰囲気良くゲームを楽しんでいる様子が感じられる大会でした。真剣に勝ちを目指しに行く姿勢を作るのは簡単ですが、それを完遂するのがとても難しいジャンルである5v5タクティカルシューター。メンバーそれぞれに考えがあり、それらが噛み合わずにぶつかることや、思い通りにならないことも多いでしょう。限られた時間の中でチームの練度を磨き、かつモチベーションを維持するための声かけや雰囲気作りはそれぞれの配信で見ることができるので、是非推しの配信だけでなく、新たな推しを見つけるのも楽しい大会でしょう。

今回のCRカップで『VALORANT』そのものに興味を持った方は、是非ダウンロードして自分だけのドラマを作ってみてください!

プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」が主催する、プロプレイヤーとインフルエンサーを中心とした競技シーンさながらの大会「Crazy Raccoon Cup VALORANT」が6月5日〜6日に開催されました。初代王者に輝いたのは……?

プロプレイヤーとインフルエンサーを中心に構成されたチームが激突する「CRカップ」。これまでは『Apex Legends』や『フォートナイト』での開催を重ねてきましたが、今回は初のバトルロワイヤル以外のタイトル『VALORANT』に舞台を移して実施。本稿では気になる順位と優勝チームをお伝えします。

出場したのは全10チーム。各チームのリーダーは「Absolute JUPITER」と「Crazy Raccoon」を中心としたプロプレイヤーが務め、それぞれのリーダーがドラフト指名制でメンバーを決定するという形。プロプレイヤーということもあり、リーダーには2つの制限が定められ、使用可能武器はハンドガンなどのサイドアームのみとし、デュエリストやイニシエーターを中心に使用禁止エージェントが設けられました。

その他のゲームルールは『VAROLANT』のe-Sportsシーンで展開されている「VALORANT Champions Tour」に準拠する形で行われ、BO1とBO3の複合ダブルエリミネーション形式が採用されました。チーム発表から開催までの5日間に渡って行われたスクリム(各チーム間での練習試合)も、各出場者の個人チャンネルで雰囲気をうかがうことができるので、ぜひとも“推し”の配信をチェックしましょう。または、公式配信で推しを見つけましょう。

3位〜10位

3位:Mercury(Reita/夏代孝明/叶/AlphaAzur/Kamito)
4位:Untidels(crow/VanilLA/Stylishnoob/うるか/obo)
5位:もう大丈夫(Medusa/Mondo/Arisaka/ヌンボラ/イブラヒム)
6位:ハイカロリー(neth/だるまいずごっど/八雲べに/スタンミ/ソバルト)
7位:悪のバース軍団(barce/Cornn/Sasatikk/花芽すみれ/トナカイト)
8位:SOVA全一(Zepher/よきき/デューク/ボドカ/べる)
9位:mtmtHs(takej/フランシスコ/花芽なずな/夜よいち/渋谷ハル)
10位:アスパラノイア(Fisker/SPYGEA/葛葉/TeNmL/白雪レイド)


初代王者はLazが率いる「※人を食べます」

1位:※人を食べます(Laz/Wokka/あどみん/奈羅花/はつめ)
2位:ヒロント(rion/Jasper/釈迦/胡桃のあ/恭一郎)


優勝を飾ったのは「※人を食べます」。元祖王者「Absolute JUPITER」のLaz選手を中心に、過去に別タイトルでのプロ経験もあるメンバーを含む5人が、「ヒロント」をマップスコア2-1で下し、優勝賞金200万円と「CRCUP VALORANT」初代王者として名を刻みました。

実況解説が熱い公式配信の模様はアーカイブ(Day1・Day2)から確認できます。

ほとんどのチームがとても良い雰囲気で、見ていてとても楽しい大会だったのが印象的です。勝ちを目指しに行く中での個々の努力やプライド、試合を通して高まるチームの練度は、競技性が極めて高い『VALORANT』というタイトルで存分に発揮されていました。本サイトでは後日、注目の試合や印象に残ったプレイをピックアップした記事もお届けする予定なので、そちらもお楽しみに。




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