カプコンが手掛ける、ニンテンドースイッチ向けハンティングACT『モンスターハンターライズ』。本作にはシリーズお馴染みの大剣「レイトウマグロ」も登場しています。カジキマグロをガッチガチに凍らせて大剣にするという、なんともインパクト抜群なネタ武器ですが、前作『アイスボーン』では意外と使われる場面もありました。果たして本作では、どんな性能になっているのでしょうか。さっそく、見ていきましょう。

属性値は驚異の70!そこから盛れば96にまで到達…!

まずは「レイトウマグロ」の最終強化、「レイトウ本マグロ」の性能を見ていきましょう。攻撃力は150、属性値は氷70、切れ味ゲージは青が長めで、「匠」を5つければ白ゲージが発生します。スロットはなく、百竜強化は「攻撃強化IV」と「弱点特効【属性】」と「氷やられ特効」の3つを持っています。


属性値70は他の武器種でも出てこないほど、高い数値です。さらに「氷属性攻撃強化」を5、「鋼殻の恩恵」を2つ積めば属性値を96まで上昇させられます。


しかし物理攻撃力が低く、本作では今のところネタ武器の域を脱しておらず悲しみを背負っています。大剣トップクラスの性能を持つ「暗夜剣【宵闇】」が、ほぼ同じタイミングで作れてしまうのも向かい風。

属性値の高さも、手数が稼げない大剣とは相性が悪いです。大剣は各攻撃動作に設定されているモーション値の高さが長所。属性値にモーション値の補正は入らないので、双剣など手数が多い武器種でないと、高い属性値の恩恵は受け難いというわけです。


「ベリオロス」の素材から作れる氷属性武器「グラシュバリエ」と比較しても、攻撃力や属性値、会心率等の性能に大きな違いはありません。むしろこちらの方がレベル2の武器スロットがあり、スキルの自由度で上回っていると言えます。


氷属性の大剣で「レイトウ本マグロ」が確実に勝てるのは、「ウルククス」の素材から作れる「白兎大剣シャーロット」ぐらいです。

「ヤツカダキ」の爪を壊すなら活躍も?爪破壊タイムアタックに最適!?

『アイスボーン』で登場した「アルバトリオン」のように属性値が重要な役割を持つモンスターが出てくれば話は変わってきますが、Ver3.1時点では「レイトウ本マグロ」で倒しやすい敵がいるわけではないのが実情です。

強いて上げるなら、「ヤツカダキ」の爪は肉質が堅く氷属性が通りやすいので、爪を破壊するなら活躍できます。「破壊王」や「心眼」を入れれば、より効率的になるでしょう。とはいえ部位破壊で出せる「妃蜘蛛の鋭爪」は、剥ぎ取りや捕獲報酬、ターゲット報酬でも入手できます。爪を破壊するためだけに武器を作るかと問われると……。


「ヤツカダキ」の爪は動き回っていて狙いにくい部位でもあります。落とし穴やシビレ罠など、動きを拘束しつつ攻撃できると破壊しやすいです。部位耐久自体はそこまで高くないので、きちんと会心が出ればなんと2回の攻撃で破壊できます。「ヤツカダキ」の初期位置がエリア14であれば、1分未満での破壊も夢ではありません。

もし「ヤツカダキ」の爪を破壊する目的で装備を作るなら、「抜刀術【技】」や「見切り」、「超会心」、そして「破壊王」が重要なスキルになります。堅い部位を殴ることになるので、「心眼」もお忘れなく。


オススメの装備としては、「抜刀術【技】」なら「ベリオSヘルム」、「破壊王」なら「メデュレトSコイル」、「超会心」ならお馴染み「金色ノ袴」が候補になります。


「カガチSメイル」もレベル1の「心眼」と「見切り」、レベル3の空きスロットを1つ持っているので爪破壊目的では役立つでしょう。「抜刀術【技】」の装飾品はレベル3スロットが必要になるので、会心率を稼ぐ意味でピッタリです。「弱点特効」の方が会心率を上げられることに加えレベル2スロットでつけられますが、今回は弱点部位を攻撃するわけではないので候補から外しています。


氷属性が通りやすいモンスターはヌシ含め8体

「ヤツカダキ」の他に氷属性が通りやすいモンスターと部位は、「ドスフロギィ」、「ディアブロス」、「ジンオウガ」、「ラージャン」、「奇しき赫耀のバルファルク」が上げられます。「ドスフロギィ」は全身に氷属性が通りやすく、「ディアブロス」は腹部と翼が、「ラージャン」は角が通りやすいです。


「ヌシ」系は、「ジンオウガ」の耐性値が全く変わっていないものの、「ヌシ・ディアブロス」は角、頭、脚を除く部位で属性耐性が上がっています。角については弾以外の物理耐性が若干落ちているので、属性値で殴った方が良いかというと難しいところ。


「奇しき赫耀のバルファルク」は龍以外の属性攻撃全体が通りやすい相手ですが、龍気活性状態になると属性攻撃が通らなくなるので、「レイトウ本マグロ」を使う場面は限定されます。

ライバルたちには歯が立たず…外装変更という思わぬ刺客も
今のところ「レイトウ本マグロ」は、見た目のシュールさを売りにしたネタ武器の域を出ないのが現状のようです。その肝心な見た目についても百竜武器の外装変更で利用可能。『アイスボーン』で登場した「アルバトリオン」のようなモンスターが本作にも登場すれば、また光が当たるかもしれません。こればかりは今後のアップデートを待つしかありませんね。


百竜武器の外装変更で「レイトウ本マグロ」を作る場合は、「百竜撃退の証」の七と六が1枚ずつと小型モンスターの上位素材が20ポイント必要になります。


ちなみに「レイトウ本マグロ」で「ラージャン」を討伐してみたところ、そこまで酷いタイムは出ませんでした。が、「暗夜剣【宵闇】」や「百竜大剣【大賢虎変】」、「ダオラ=デグニダル」が相手だとさすがに分が悪い結果に。

勝っているのはやはり、作製難度の低さでしょうか。大型モンスターの素材で要求されるのは「泡狐竜の上錦ヒレ」と「氷結袋」「凍結袋」の3つ。他には小型モンスターの素材や魚を何匹か使う程度です。

「グラシュバリエ」には「ベリオロス」の素材を多数使いますし、「ゴシャハギ」の素材から作れる「ゴシャガズバァ」は希少の「雪鬼胆」が、Ver3.0で追加された「ダオラ=デグニダル」への強化には「鋼龍の宝玉」がそれぞれ必要になるため、これらと比較すると「レイトウ本マグロ」は間違いなく作りやすい武器になっています。


生産から最終強化までで計3匹使用する「カジキマグロ」は寒冷群島の上位で釣れます。エリア3の端にある釣り場で簡単に釣れるので、この伝統あるネタ武器を作る時は寒冷群島へ行ってみてください。


ライバルは多いものの、決して実戦に投入できないレベルの武器ではありませんし、氷属性が弱点の敵であれば趣味で振り回しても狩猟はできます。それに高い氷属性を活かせる追加モンスターが今後来る可能性は否定できません。シリーズ初期の「ラージャン」のように、氷属性でないと一部の部位破壊ができないモンスターが出てくる可能性だってあります。

簡単に用意できる武器でもあるので、外装変更ではなくオリジナルの「レイトウ本マグロ」を振り回すことにロマンを感じるハンターは、ぜひ作ってみてください。