6月30日の発売がいよいよ迫っている『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツ『サンブレイク』。6月15日に配信された体験版には熟練者向けクエスト「メル・ゼナ討伐」が収録されていますが、公式で“高難度”と銘打たれるだけあってクリアは容易ではありません。

Twitter等のSNSをチェックすると、同クエストに挑戦したハンター達は、まさに阿鼻叫喚だった様子。一部の上級プレイヤーから討伐報告が上がっているものの、その立ち回りを一朝一夕で再現するのは厳しいでしょう。

筆者自身も『ライズ』本編でお世話になった「回避距離UP」にすっかり慣れきっており、『サンブレイク』体験版のメル・ゼナには大苦戦…!

そこで今回は「あるものはすべて使え!」という新大陸の格言に倣い、フィールドに設置されたものをふんだんに使って、“与ダメージを半分ほど楽できるチャート”を組んでみました。

本記事では、スクリーンショットと実演動画を添えてチャートの流れをご紹介します。「メル・ゼナ」自体の攻略法については既に様々なメディアで紹介されているため、本記事ではあくまでハンター側の動きを中心に解説。また、アイテムの基本的な効果説明などは一部割愛するのでご了承ください。

なお、チャートの解説を始める前に、前提となる条件や使用するギミックなどをまとめて紹介します。なかには本編でも使えるものもありますよ。

◆チャートの前提条件
まず本チャートを完全に再現する場合、メル・ゼナの初期位置など“フィールドの厳選”が必要です。運次第では「クエストから帰還」→「クエスト開始」を繰り返すことになるので、基本的にソロプレイ、またはコミュニケーションを取れる身内でのマルチプレイが前提となります。

またチャートでは「操竜」と「アイテム」を多用するため、選択する武器種は“使いやすい「鉄蟲糸技」か「ジャンプ攻撃」”を備えた上で、納刀速度が速めのものであれば安定するでしょう。

一応どの武器種でも再現できますが、与ダメージの約半分をフィールドギミックなどの間接攻撃で稼ぐ都合上、前述の条件を満たした上でガードまたは無敵時間の長い技を備える「片手剣」や「双剣」がオススメです。

◆使用するギミック
【ボムガスガエル】
フィールド上に配置されている「環境生物」の一匹であり、設置後に爆発ダメージを与える「ボムガスガエル」。体験版や闘技大会ではモンスターの体力とハンターの火力が共に低めなため、ある程度の固定ダメージを与えられる本環境生物は、貴重なダメージ源として活躍できます。

火力以外にも、“大半のモンスターを強制ダウンさせる”という特徴もあり、動きの激しいメル・ゼナに有効といえるでしょう。なお、ボムガスガエルは設置から爆発までタイムラグがあることや、爆風の当たり判定がハンターにも生じることには注意です。

【噴出孔】
「噴出孔」とは溶岩洞のフィールドギミックであり、作動させるとマグマまたは水が噴き出し、近くのモンスター1体に大ダメージと対応する「属性やられ」を付与できます。

エリア番号でいえば、水は6・7・8番、マグマは12・13・14番のどれかに各一つずつランダムに配置されています。実際の画面上では、水やマグマが今にも溢れそうなビジュアルとなっています。

作動させるには、操竜中のモンスターを噴出孔に「突進離脱」でぶつけるのが一般的ですが、実は「大タル爆弾(G)」でも作動が可能。さらに見た目では明らかに当たっていなくとも、小さめのエリア(溶岩洞エリア8など)半分くらいまでは届くので、雑に大タル爆弾で作動させる運用法でも大丈夫だったりします。

◆大まかなチャートの流れ
本チャートでは、以下の流れでメル・ゼナの討伐を目指します。完全に再現する場合は、メル・ゼナと噴出孔(水)が共にエリア8に配置されているフィールドを目指して、「クエストから帰還」→「クエスト開始」を繰り返しましょう。

また、“※”が付いているものはフィールドを厳選した場合に行うステップであり、厳選していない際は、そのまま飛ばして次のステップに移ってください。詳細は後述しますが、状況に応じて一部手順が前後するステップもあります。

◆各ステップの詳細
ここからは、それぞれのステップについて詳しく解説します。もし分からない所があれば、動画も併せて確認してみて下さい。

◆ステップ1〜2
クエストを開始したらマップ画面を開き、サブキャンプ2へ移動しましょう。移動が完了したら、キャンプ奥にある穴からエリア6・7間に降り立ち、ボムガスガエルを回収。そのあとはヨツミワドウのいるエリア9に向かいます。

なお、支給品ボックスには「応急薬G」があるので、できるだけ回復アイテムに余裕を持たせたい場合は、一旦そちらを回収してからサブキャンプ2に移動するのがオススメです。

◆ステップ3〜4
エリア9に移動したら、今作の新環境生物である「変幻翔蟲・紅」と「翔蟲」を回収します。前者はゲージ量には影響を及ぼさないものの、操竜待機状態にしやすくなる上に、翔蟲ゲージの回復速度上昇や、操竜大技で与えるダメージ増加の効果があります。

翔蟲2種の回収が終わったら、ひとまずマタタビ玉を使いアイルーを強化状態に。そしてヨツミワドウを鉄蟲糸技かジャンプ攻撃で操竜待機状態に移行させ、メル・ゼナの元まで操竜で連れて行きましょう。

メル・ゼナと対峙後は、左スティック下+A(ジャンププレス)で操竜大技待機状態が終わるギリギリまでダメージを稼ぎ、大技でフィニッシュします。

◆※ステップ5
本ステップでは、メル・ゼナと噴出孔(水)が共にエリア8に配置されていることを前提としています。ヨツミワドウから降りた後、エリア内にメル・ゼナしかいないことを確認した上で噴出孔の近くに大タル爆弾Gを設置&起爆します。

納刀速度が速い武器を選んだ、または状況的に余裕が場合は、操竜大技でダウン状態になったメル・ゼナを追撃してから噴出孔を作動しても大丈夫です。

◆ステップ6
ここまでのステップを完了したら戦闘を開始します。メル・ゼナの攻撃は激しい上に当たり判定も広いため、人によってはここでダウンしてしまうかもしれません。

後述のステップをスムーズに進めるためにも、まずはメル・ゼナを操竜待機状態にするまではダメージを与えられるようにしましょう。1分ほどタイムロスになりますが、武器種や技構成の問題で操竜まで持っていくのが難しい場合は、サブキャンプ2に移動した時点でエリア9上層付近のクグツチグモを回収するのもアリです。

◆ステップ7
メル・ゼナを操竜待機状態にできたら、エリア12・13・14のどれかに配置されている噴出孔(マグマ)まで誘導し、突進離脱でぶつけましょう。エリア12・13の場合は狭く壁に囲まれているため、連続突進離脱をした後に大タル爆弾Gで噴出孔を作動させると、より多くのダメージを稼げます。

◆ステップ8
ステップ2で回収したボムガスガエルですが、メル・ゼナ相手に最大限活かす場合はタイミングを選ぶ必要があります。メル・ゼナは一定以上ハンターにダメージを与えると、怒り状態よりも強力になる形態変化をします。

この形態変化後は攻撃が激しくなる一方で、身体の赤黒く光っている部分にダメージが通りやすくなるため、ボムガスガエルで強制的にダウンさせ、チャンスタイムに変えましょう。

しかし納刀が遅い武器の場合は、タイミング的に戦闘中の設置は難しいことも。リスクを避けてメル・ゼナがエリア移動した後の追撃直後やダウン中などに使うといいかもしれません。

◆ステップ9〜10
メル・ゼナとの戦闘中、リオレイアが近くのエリアに来たタイミングでその場から離脱&同モンスターの操竜を狙います。たいていの場合、リオレイアは噴出孔(マグマ)の付近を徘徊しているので、ステップ7を終えたあたりで実行できるでしょう。しかし、稀にエリア9付近を徘徊するパターンもあり、その時の運次第では諦める必要があります。

ちなみに途中でダウンした場合、メル・ゼナの元へ向かうついでに操竜するのもタイムロスを抑えるという点では良い選択肢です。

リオレイアを操竜できたらメル・ゼナのところまで戻り、左スティック下+X or Aのブレス攻撃で“火やられ”状態を誘発。その後は左スティック上+Aのサマーソルトで大ダメージを与えつつ“毒”状態にしましょう。

◆ステップ11
概ねステップ6と同じですが、状況を見てステップ7〜10を臨機応変に実行していきましょう。最後は自身でダメージを稼がなければいけませんが、何回か練習すればターゲットアイコンに、瀕死状態を知らせるマークが出るまでは行けるようになると思います。

あくまで筆者の場合ですが、本チャートのうち再現性の難しいステップ(5&9〜10)を飛ばした場合でも、討伐時間は1分ほど伸びましたがクエストをクリアできることを確認しました。自身で与えられるダメージ量と相談してチャートの省略、またはアレンジをしてみて下さい。

◆おわりに
以上でチャートの解説は終わりです。

今回討伐対象となったメル・ゼナは、判定の長い連続攻撃を数多く備えています。『ライズ』では猛威を振るっていた数々のカウンター技が通用しにくいため、これらに頼ってきたハンターほど苦戦するかもしれません。

さらに、メル・ゼナが持つ状態異常「劫血やられ」は回復アイテムの効力を下げるので、体験版特有の超火力と合わさって、攻略難度をより高めています。

しかし、今回のチャートではダメージ源の多くをハンター以外に委ねることができます。クリアを諦めてしまった方もガードや機動力の高い武器で生存力を優先した上で、再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

例え時間切れになったとしても、培った経験は『サンブレイク』本編でメル・ゼナと対峙する際に役立つでしょう。それでは皆さん、良い狩りを。