米Notion Labsは10月13日、コラボレーションソフトウェア「Notion(ノーション)」の日本語ベータ版を発表した。PCブラウザー版を日本語で利用できる。Windows/Mac向けデスクトップアプリ、Android/iOS向けモバイルアプリは、今後数週間のうちに日本語版を公開予定としている。

 Notionは、メモ、ドキュメント、プロジェクト管理、Wikiなどを組み合わせて利用できる「オールインワンのワークスペース」。個人用途でいえば「OneNote」などのメモアプリに近い使い方もでき、Wikiやタスク管理機能などをグループウェアのようにも使える。無料で利用可能だが、個人またはチーム、エンタープライズ向けの有料プランも提供されている。

 同社は2013年に創設され、2016年3月にNotionの最初のバージョンをリリースした。創業者のIvan Zhao氏とSimon Last氏は京都にオフィスを構えていたことがあり、現在でも京都を拠点とするNotionのユーザーコミュニティがあるなど、日本との縁が深い。2020年9月にはゼネラルマネージャー日本担当として西勝清氏が参加し、日本語版の準備が進められていた。

 日本におけるNotionのデイリーアクティブユーザーは、2021年8月には前年同月比で約4倍に増加。SOMPO Light Vortex株式会社、ラクスル株式会社、スマートニュース株式会社など、1000社以上のスタートアップが利用しているという。また、世界のユーザーの約80%が米国外で、グローバルでも2021年8月のデイリーアクティブユーザーは前年同月比約4倍に成長しているという。

 日本語化の対象は、ウェブページとブラウザー版、デスクトップアプリ、モバイルアプリのほか、ヘルプ/ガイド/テンプレートとカスタマーサポート。