ウェザーニューズは同社が実施した「ゲリラ雷雨意識調査」の結果を発表。6人に1人がゲリラ雷雨で命の危機を感じた経験があり、大都市ほど“落雷”に対する恐怖心が強いことを明らかにした。

■命の危機、6人に1人が経験
「過去5年でゲリラ雷雨によって命の危機を感じた事はありますか?」という質問に対しては、「ある」と回答した人は全国で16.4%。6人に1人が経験したことがあるという結果になった。

ゲリラ雷雨、怖いのは落雷?豪雨?−ウェザーニューズによる1万人意識調査

ゲリラ雷雨、怖いのは落雷?豪雨?−ウェザーニューズによる1万人意識調査



「ある」と回答した人に、「過去5年で(ゲリラ雷雨によって)命の危機を感じた事は何回ありましたか?」と質問したところ、平均では1.89回となった。

都道府県別では長崎県が最も多く、3回だった。九州地方の各県では長崎県のほか、大分県、宮崎県、鹿児島県、熊本県も上位にランクインし、TOP10の半数を占める結果となった。また、群馬県や栃木県もランクインした。

ゲリラ雷雨、怖いのは落雷?豪雨?−ウェザーニューズによる1万人意識調査

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九州は暖かく湿った空気が入りやすく、関東北部は内陸の気温上昇により雷雲が発生しやすいという地域特性があり、これらの影響で他エリアに比べて命の危機を感じた回数が多いと考えられる。

・「命の危機を感じた」と回答した人が多い都道府県TOP10(過去5年)

1位 長崎県 3.00回

2位 富山県 2.82回

3位 大分県 2.67回

4位 群馬県 2.65回

5位 山形県 2.44回

6位 宮崎県 2.40回

7位 山梨県 2.33回

8位 栃木県 2.32回

9位 鹿児島県 2.29回

10位 熊本県 2.28回

「具体的にはどんな危機でしたか?」という質問では、「近くに落雷」がもっとも多く69.2%となった。これに「道路冠水で立ち往生した」(35.5%)が続いている。

ゲリラ雷雨、怖いのは落雷?豪雨?−ウェザーニューズによる1万人意識調査

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■怖いのは「落雷」
「落雷と豪雨、どちらにより恐怖を感じますか?」という質問に対しては、「落雷」「どちらかというと落雷」の合計が6割強となった。

ゲリラ雷雨、怖いのは落雷?豪雨?−ウェザーニューズによる1万人意識調査

ゲリラ雷雨、怖いのは落雷?豪雨?−ウェザーニューズによる1万人意識調査



都道府県ごとにみると、「落雷」「どちらかというと落雷」の合計が最も多かったのは、大阪府(73.4%)で、これに埼玉県(70.9%)、群馬県(70.8%)、兵庫県(69.6%)、東京都(69.6%)が続いた。近畿圏・首都圏が上位を占めている。

・「落雷」「どちらかというと落雷」と回答した人の多かった都道府県TOP5

1位 大阪府 73.4%

2位 埼玉県 70.9%

3位 群馬県 70.8%

4位 兵庫県 69.6%

5位 東京都 69.6%

近畿圏・首都圏など大都市では、道路冠水は起きやすいものの、土砂災害などは比較的発生しにくい。このため豪雨よりも落雷に恐怖を感じる人が多いと考えられる。また、落雷による交通機関への影響など、生活への直接的な影響が出やすいことも、このような結果になった要因のひとつと考えられる。

一方、「豪雨」「どちらかというと豪雨」の合計が最も多かったのは、島根県(54.8%)で、これに山口県(52.3%)、広島県(49.4%)、徳島県(47.1%)、長野県(46.1%)が続いた。平地の少ない県では、水害や土砂災害が発生すると大規模になりやすいため、豪雨に恐怖を感じる人が多いと考えられる。

・「豪雨」「どちらかというと豪雨」と回答した人の多かった都道府県TOP5

1位 島根県 54.8%

2位 山口県 52.3%

3位 広島県 49.4%

4位 徳島県 47.1%

5位 長野県 46.1%

調査は7月22日〜26日の期間に同社の提供するスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて実施された。回答者数は9,602人だった。