「Unico」スマート歯ブラシ

「Unico」スマート歯ブラシ



「Unico(ウニコ)」は、歯磨きの時間を3秒に短縮するスマート歯ブラシ。イタリア ヴェネツィアに本拠をおくUnicoが開発した。

「Unico」スマート歯ブラシ

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部屋掃除の方法は、ホウキから始まり、電気掃除機へ、そしてロボット掃除機へと進化を続けている。その進化に伴い、人間が手をかけなければいけない時間も短縮されつつある。だが歯磨きはどうだろう?30年前も今も、毎朝3分間、自分の手で磨いている。これは部屋掃除で例えると、掃除道具の進化がホウキで止まったままのようだ。

「Unico」は、この歯磨きの分野に大きなイノベーションをもたらす製品。すべての歯を同時に磨くことで、わずか3秒での歯磨きを可能にする。

「Unico」スマート歯ブラシ

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3秒で歯を磨けるハンズフリー歯ブラシ「Unico」

いくらなんでも3秒は短すぎるのでは?と思ってしまうが、Unicoによれば3秒で十分なのだそうだ。歯科医が勧める歯磨きの時間は180秒。人間の歯は親知らずまで入れると32本あるので、1本あたりの歯磨き時間は180秒を32本で割って5.62秒となる。さらに、歯には表と裏そしてかみ合わせの部分と3面あるので、5.62秒を3で割った1.87秒が、歯のある一面を磨くのに必要とされる時間となる。「Unico」は歯の3面を同時に3秒間磨くので、一般的な歯磨きにおける1.87秒を上回る効果を期待できるというのが、Unicoの主張だ。

「Unico」スマート歯ブラシ

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「Unico」のマウスユニット部
これで32本の歯を同時に磨く

実際には前歯には表と裏の2面しかないし、歯ブラシで歯を磨く際には1度に2〜3本以上の歯を同時に磨いているはずなので、この計算は必ずしも正確とは言えない。だが、全部の歯を同時に磨けば時間の短縮になるというのは、間違っているとは言えないだろう。

「Unico」の本体はパワーユニット部と、マウスユニット部で構成されている。使用するにはパワーユニット部に歯磨きジェルを注入し、マウスユニットを口に咥える。パワーユニットをダブルタップすると歯磨きが開始されるので、3秒待った後に取り出せばよい。

「Unico」スマート歯ブラシ

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歯磨きジェルはパワーユニット部に注入する

歯磨きの間は、両手がフリーになるのもメリット。歯磨きが終わるまで、ヘアーをセットしたり、香水を付けたりなど、朝の身支度を進められる。

「Unico」スマート歯ブラシ

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ハンズフリーで使えるので
歯磨きが終わるまで、ヘアーをセットしたり

「Unico」スマート歯ブラシ

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香水を付けたり

「Unico」スマート歯ブラシ

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ヘアーをセットしたりできる
…ん〜、イタリア人!

歯磨き終了後はマウスユニットを洗浄した後、ドッキング&UVステーションに収納する。ドッキング&UVステーションはマウスユニットにUVを照射。殺菌して、清潔に保ってくれる。

「Unico」スマート歯ブラシ

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歯磨き終了後はマウスユニットを洗浄し

「Unico」スマート歯ブラシ

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ドッキング&UVステーションに収納
UVを照射してマウスユニット部を殺菌する

家族で使う場合はパワーユニット部を共有、マウスユニット部を個人の所有物として利用する。その場合、専用アプリを使用し、各自の好みに合わせたブラッシング方法や時間を設定可能だ。例えばブラシの回転速度をゆっくりにし、代わりに長時間ブラッシングする、といった設定ができる。

「Unico」スマート歯ブラシ

「Unico」スマート歯ブラシ


アプリで歯磨き時間を5秒に設定した例

開発元のUnicoは「Unico」の市販化に向けて、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、119ユーロの出資+25ユーロの送料で、マウスユニットが2つ付属する「Unico Basic kit」を入手可能だ。配送時期は2018年2月に予定されている。