【桑名】三重県桑名郡木曽岬町栄の「はごろもフーズ木曽岬プラント」で働きながら技術を学ぶインドネシアの実習生四人が六日夜、桑名市本町の春日神社一帯で繰り広げられた「石取祭」の会場で防犯啓発活動をし、「日本一やかましい祭り」を楽しんだ。 この日、午後6時半から38台の祭車が神社に練り込む祭りのクライマックスとなる「渡祭(とさい)」があった。見物客でごった返す境内で、四人は桑名地域生活安全協会の関係者らとともに、無料通信アプリLINE(ライン)によるいじめ防止や特殊詐欺への注意を呼び掛けた丸形のうちわを150人に配った。 配り終えると、木曽岬プラントの西川宜希工場長と一緒に、桟敷席から祭りを見学した。楼門の前で祭車が一台ずつ順に、鉦や太鼓を打ち鳴らすにぎやかな様子をカメラに収めたり、興味深そうに眺めていた。 四人は三年間の実習期間を終えて、来月21日にインドネシアに帰る。ヌルル・ヌルリンダーさん(21)は「とてもにぎやかで楽しかった。祭りのことを両親に教えたいし、また日本に来たい」と、流ちょうな日本語で話した。