最後の展覧会、鈴木さん挑戦 南伊勢町・伊勢現代美術館、6月末閉館 三重
同館は平成15年に開館。県内外の作家たちの作品発表の場として、これまで約450回の展覧会を開いた。
鈴木さんは、前回の個展開催時に同館の閉館を知り、「広くて天井が高いこの美術空間を使い、最後に新しいチャレンジがしたい」と、これまでのように絵画は展示せず、空間全体を作品とするインスタレーションで動物たちの気配を表現。「動物たちとこの場を共有し、向き合い、その先にあるつながりを感じてもらえれば」と話す。
会場には、布と麦わらで作った動物5体を設置し、金泥などで色付けしたイチョウの葉を配した。泉や光をガラスで、小さな生命体は土を固めて表現している。
同館の服部志穂館長はこれまでを振り返り、「作家の思いとそれを受け取る来館者の思いが交差する場を築くことができて大きな喜びとなった」と話した。
鈴木さんは「ここに展示することで制作意欲も高まり、作家として育てられたので閉館は非常に残念」と語った。
入館料は一般700円、中高大学生500円、小学生以下無料。問い合わせは同館=電話0599(66)1138=へ。


プロバイダならOCN













