お腹が張って気持ち悪いときは、単なる消化不良と自己判断してしまう方が多いのではないでしょうか。重大な病気が隠れている場合もあるため、安易な自己判断は禁物です。また、お腹の張りや気持ち悪い症状があるとき、何科を受診すべきか迷う方もいるでしょう。そこで今回は、お腹が張る・気持ち悪い場合に考えられる原因や受診する診療科についてご紹介します。

お腹が張って気持ち悪い原因

お腹が張って気持ち悪い場合に考えられる原因は次のとおりです。

◇便秘
一番の原因は便秘です。便秘の場合、水分をたっぷりとって食事摂取は少なめにしてまずはしっかりと排便しましょう。普段から便秘にならないように、食物繊維の多いバランスよい食事をこころがけましょう。

◇過敏性腸症候群
過敏性腸症候群とは、大腸に炎症や腫瘍などがないのに、腹痛や便秘、下痢などの異常が数ヶ月以上続くときに予想される病気です。男性よりも女性の方が発症しやすく、加齢と共に発症する人が減少するとされています。お腹が張って気持ち悪い、便秘や下痢が続くなどして、生活に支障をきたすケースが少なくありません。

◇月経前症候群
月経前症候群とは、月経の3〜10日ほど前から続く心身の不調のことです。月経前に分泌量が増える黄体ホルモンの影響で起きるとされていますが、メカニズムは解明されていません。月経前症候群の主な症状は、情緒不安定、抑うつ、イライラ、集中力の低下、お腹の張り、乳房の張りなどです。

お腹が張って気持ち悪いときは何科を受診する?

お腹が張って気持ち悪いときは、症状に応じた診療科を受診しましょう。例えば、過敏性腸症候群が疑われる場合は消化器内科、月経前症候群が疑われる場合は婦人科が適しています。ただし、症状だけで原因を自己判断することは禁物です。どの診療科を受診すべきか悩む場合は、内科を受診しましょう。

内科は医療の窓口として、必要に応じて他の診療科を紹介してくれます。

お腹が張って気持ち悪い症状の解消法

お腹が張って気持ち悪い場合は、疑われる原因に応じた解消法を試してみましょう。例えば、次のような解消法があります。

◇整腸剤を飲む
抗生物質を服用した後に便秘や下痢になり、お腹の張りや吐き気などが現れた場合は、整腸剤を服用してみてはいかがでしょうか。腸内環境が整うことで、症状が改善する可能性があります。抗生物質と一緒に整腸剤を処方してもらうとよいでしょう。

◇食生活を見直す
睡眠不足、肉中心の食生活などは、腸内環境が乱れることでお腹の張りや不快感を引き起こします。ファストフードやコンビニ食に偏った食生活では、肉中心の食生活になりがちです。1日3食、規則正しくとると共に、主食と主菜、副菜、汁物のバランスのとれた食事をとりましょう。

お腹が張って気持ちが悪いときはコロナの可能性はある?

WHOが発表している新型コロナウイルス感染症の症状リストには、お腹の張り、気持ち悪いといった症状は含まれていません。ただし、あまり一般的ではない症状に下痢が含まれているため、お腹の張り、気持ち悪いといった症状が絶対に現れないとは言い切れません。一般的な症状である発熱や咳、疲労感、味や匂いの消失などの症状がない場合は、新型コロナウイルス感染症以外の原因を疑うのが自然でしょう。

お腹が張って気持ちが悪いときは医療機関を受診しましょう

お腹が張って気持ちが悪いときは、原因を突き止めるためにも医療機関を受診しましょう。ただし、すぐに症状が治まるのであれば、頻回に症状が現れない限り慌てて受診する必要はないかもしれません。しかしながら、不快な症状が気になることでストレスを感じ、症状が悪化する可能性も否定できないため、気になるのであれば医師に相談してみてもよいでしょう。