毛嚢炎が治らないことにどうしたらいいか悩んでいる人はいませんか。毛嚢炎は、大半が自然治癒しますが、治らないまま放置すれば深刻な肌トラブルに発展することがあります。そこでここでは、毛嚢炎が治らないと悩む人に向けて、毛嚢炎の改善や予防のための対処法、病院受診のタイミングなどについてご紹介します。

毛嚢炎はどのくらいの期間で治るもの?

毛嚢炎は、別名で毛包炎とも言います。
毛嚢炎は、皮膚の内側で毛根を包んでいる皮膚組織が、皮膚に常在するブドウ球菌などの細菌によって炎症を起こしている状態です。毛包が傷つくことで感染し、毛穴に雑菌が溜まって膿がたまると、赤や白の吹き出物が出ます。また皮膚の常在菌であるマラセチアというカ ビが原因でできる毛嚢炎もあります。

毛嚢炎がどのくらいの期間で治るかというと、個人差があるため一概には言えませんが、一般的には3〜4日程度だと言われています。
数が少なければ自然と治ることもありますが、数が多かったり、炎症が強く痛みがあったりする場合はなかなか治らず、再発を繰り返すことも多いです。

毛嚢炎がずっと治らないとどうなる?

毛嚢炎は、ひどいものだと膿が溜まって皮膚が盛り上がった状態になることがあり、腫れや強い痛みを伴うようになります。
さらに悪化すると、周辺の毛包に炎症が広がることがあり、毛嚢炎が原因となって発熱や体調不良になることもあります。
いつまでも治らない毛嚢炎には、抗菌薬の外用や内服薬による治療が必要です。

毛嚢炎が治らないなら対処法を再確認

毛嚢炎が治らないときは、普段の生活に要因があるのかもしれません。ここでは、毛嚢炎を治すためにできる日常での対処法についてご紹介します。

頭や背中などできた部分の皮膚を清潔に保つ

頭皮や背中には汗腺が多く、汗をかきやすいために菌が繁殖しやすい環境です。毛嚢炎の菌にとっても好都合なので、皮膚を清潔に保つことが必要です。
汗や皮脂を肌に留めず、できるだけ早く洗い流し、寝具や洋服など肌に触れるものも清潔なものにこまめに交換しましょう。
また、シャンプーやせっけんの洗い残しも注意が必要です。毛穴や皮膚への刺激となって炎症を助長させることがあるので、十分に洗い流すようにしてください。

刺激を与えない

毛嚢炎は、肌や毛穴に刺激を与えることで悪化することがあります。刺激とは具体的に、汗や皮脂などの汚れ、除毛時のカミソリなどが当てはまります。カミソリの刃は、肌に直接当てることで表面を傷つけ、菌が入り込みやすくなります。シェーブローションやクリームをたっぷりつけるなど、肌を傷つけない工夫が必要です。また除毛後の保湿も非常に重要になります。

脱毛による毛嚢炎なら施術法を見直す

クリニックの医療レーザー脱毛は、毛包の発毛組織にダメージを与えます。レーザー照射によって毛包のバリア機能が一時的に低下するため、普段は悪さをしない菌が毛包に入り込み、炎症を起こすようになるのです。
毛嚢炎は、レーザー脱毛をしてから数日で発症することが多く、大抵は数日で軽快しますが、中には悪化して症状がひどくなる人もいます。
エステサロンの光脱毛の方がレーザーよりもパワーが弱いので、あまりにも毛嚢炎がつらい場合は、一度施術方法を変えることを検討してみてもいいかもしれません。

生活習慣を見直す

不健康な生活習慣は、肌トラブルを誘発する要因になります。また、睡眠や栄養が不足していると免疫力が低下し、毛嚢炎を引き起こす菌がトラブルを起こしやすくもなります。
毛嚢炎を改善、予防するためには、規則正しく健康的な生活習慣を実践することが大切です。

毛嚢炎が治らないときは受診も検討

なかなか治らない毛嚢炎には、医師の診察や治療を受けることを考えましょう。

毛嚢炎で受診するタイミング

毛嚢炎は、放っておけば自然治癒することも多いトラブルです。しかし、軽快するどころかどんどん悪化したり、周りに広がったりしているなら、一度病院を受診しましょう。ひどい痛みや腫れがある場合は、薬による治療が必要になることもあります。
毛嚢炎は放っておくと、色素沈着を起こして目立つようになることがあります。こうなると余計に症状が長引き、見た目の悪さに悩むことにもなります。
毛嚢炎は、気づいた時点で早めに治療することが、きれいに治すポイントです。

病院で行われる毛嚢炎の治療

毛嚢炎の治療は、抗菌薬を塗ることによって行います。またカビが原因の毛嚢炎の場合には 抗真菌薬を使用します。 範囲が広く、数多くできている場合には、内服の抗菌薬が処方されることもあります。

まとめ:治らない毛嚢炎は病院で相談を

毛嚢炎は、ほとんどの場合で自然に治りますが、中には範囲が広がったり痛みや腫れが強くなったりして悪化することもあります。
ひどい症状がある場合には早めに病院を受診し、治療を開始することをおすすめします。
毛嚢炎の改善や予防には、普段の生活に注意することも大切です。規則正しく、皮膚に過度な負担をかけない生活を心がけましょう。