足の爪が白くなっていて、何かの病気ではないかと悩んでいないでしょうか。実は足の爪が白くなる原因は多いため、思い当たることから原因を推測する必要があります。ここでは足の爪が白くなる原因と、受診の目安について解説します。足の爪の白さや、発症した際の受診先が気になる方はぜひ参考にしてください。

足の爪が白い!日常生活の中の原因

足の爪が白いのは、日常生活の中に原因がある場合があります。考えられる原因について3つ紹介します。

乾燥

足の爪が乾燥していた場合、白くなることがあります。暑い季節にサンダル等を履いて外出するようになると、足の爪が乾燥しやすくなります。ネイルオイルや保湿クリームを足の爪にも塗るようにし、乾燥を防ぐ対策を行いましょう。また、乾燥は体内の水分不足によっても起こるため、普段からこまめな水分補給を心がけましょう。

蒸れ

足先が蒸れることで、爪が白くなることがあります。足先は靴や靴下で覆われている時間が長いため、蒸れやすい部位のためです。ブーツなどの蒸れやすい靴は避け、通気性の良い靴を選びましょう。長時間靴を履く場合は意識して靴を脱ぎ、足を蒸れさせないようにしましょう。

ヒールの高い靴

ヒールの高い靴を履き続けると、足先に負担がかかり足の爪が割れて白くなることがあります。ヒールは高いほどつま先への負担が増えるため、足の爪が白くなる以外にも爪が割れたり、黒くなったりするリスクがあります。ヒールの高すぎる靴は避け、ヒールの低い靴を選んで履くようにしましょう。歩く時間が長くなる場合は、ヒールのないパンプスやスニーカーを履くのもおすすめです。

足の爪が白いのは病気の可能性も

足の爪が白い場合、病気の可能性もあります。白くなる症状が出る代表的な病気を紹介します。

爪白癬

爪白癬は爪水虫とも呼ばれる病気で、白癬菌と呼ばれるカビが爪で繁殖することにより起こります。発症する人の多くが指の水虫も発症している人で、指の水虫の白癬菌が爪に転移することが原因です。指の水虫は治療に時間がかかるため、途中で治療を辞めてしまった方が悪化して爪白癬も発症してしまうケースが多いです。水虫が発覚した際は途中で治療をやめず、指と爪の両方の症状が完治するまで治療を続けましょう。

爪甲剥離症

爪甲剥離症は、爪の先端部分が指の肉から剥離した状態になる病気です。初期は先端部分が指の肉から剥離する程度ですが、時間と共に剥がれる範囲が広がっていき、ひどい場合は爪が全て剥がれる可能性もあります。爪と指の肉の間に物が刺さったり、カビの一種であるカンジタに感染したりすることで起こります。他にもマニキュアの使用や皮膚疾患など原因は多岐に渡るため、医師の診断を受けることをおすすめします。

爪甲層状分裂症

爪甲層状分裂症は二枚爪とも呼ばれる病気で、爪の先端が薄く剥がれる症状が出ます。爪の先端部分が少し剥がれる位の場合が多いため、爪切りで整えるなどの対策があります。主な原因は爪の乾燥で、足の爪を露出する夏や乾燥する冬に起きやすいです。クリームによる保湿や水分補給をする事で予防しましょう。

爪甲縦条

爪甲縦条は爪の白い縦筋のことを指し、誰にでも見られるものです。ただし、年齢と共に縦筋の白さが目立つようになるため、足の爪の異常かと思われるかもしれません。しかし、特に病気のサインではなく、若い方でも爪甲縦条によって爪が白い人は見られます。ただし、乾燥すると爪甲縦条は白くなると言われているため、足の爪の保湿を怠らないよう心がけましょう。

爪床部の腫瘍

爪ではなく、爪床部に腫瘍ができることによって足の爪が白くなることがあります。腫瘍によって爪の下の皮膚が膨れ上がり、爪が剥がれて白くなります。様々な原因が考えられるため、痛みや違和感を伴う場合は医師の診断を受けましょう。

体の不調で足の爪が白くなることも

体に不調があることによって、足の爪が白くなることもあります。考えられる不調について紹介します。

貧血

貧血を発症すると体内のヘモグロビンが減少し、皮膚の色が薄くなる症状が出ます。その結果、足の爪の下にある皮膚の色が薄くなり、爪が白く見える現象が発生します。貧血の場合はめまいや疲れやすくなる症状もあるため、思い当たる場合は医師の診断を受けましょう。貧血となる主な原因は栄養バランスの偏りのため、バランスの良い食事を心がけましょう。

栄養不足

足の爪は皮膚の一種であるため、タンパク質によって構成されています。そのため、栄養不足で十分な量のタンパク質が供給されなかった場合、爪が脆くなって白くなることがあります。タンパク質が多く含まれる肉や魚などを多く摂取し、栄養不足にならない食生活を心がけましょう。ただし、タンパク質だけ摂ればよいというわけではなく、全体の栄養バランスが整った食事が足の爪の健康に繋がることを意識しましょう。

肝硬変・腎不全

足の爪は血液の健康状態に影響を受けやすく、血中の赤血球やヘモグロビンが不足すると爪が白くなることがあります。特に、足の爪が白い状態が続く場合、肝硬変や腎不全などの病気を発症している可能性があります。他にも思い当たる症状がある場合は速やかに医師の診断を受け、体に異常がないかを確認しておくことをおすすめします。

爪が白いときの受診の目安

足の爪が白くなった際、医師の受診は何科に行けばよいかと、受診をする目安を紹介します。

爪が白いときの受診は何科?

足の爪が白いときは、まず皮膚科で受診しましょう。爪が白くなる原因は様々ですが、爪自体に問題がある場合は皮膚科の受診で問題ありません。ただし、体の不調などが要因だと分かった場合は、適した診療科による治療を受けてください。皮膚科を受診して他の診療科への紹介があった場合は、医師の判断に従いましょう。

剥がれる・浮いているなどほかの症状を伴うなら早めに受診

足の爪が白くなるだけではなく、剥がれたり浮いたりしている場合は早めの受診をしてください。足の爪が白くなるだけであれば日常生活にさほど影響はありませんが、具体的な症状があると歩行に影響が出ます。放っておいても症状が改善されない場合も多いため、医師の診断を受けて治療に当たるようにしましょう。

まとめ

足の爪が白くなった場合は、食生活や病気など思い当たることがないか確認してください。足の爪が体の不調を示している場合もあるため、気になる場合は医師の診断を受けるようにしましょう。また、爪が剥がれたりするなど具体的な症状が出ている場合は、まずは皮膚科に相談し適切な治療を受けてください。足の爪が白くなった状態が長期間続いてしまった場合でも、医師に相談されることをおすすめします。