ジェーシービーと、アナリティクスサービスを提供するナウキャスト(東京・千代田)は、現金も含む全ての消費動向を捉えた国内消費指数「JCB消費NOW」の8月前半(8月1日〜15日)の速報値を公開した。

 新型コロナウイルスの影響により、「全総合」「小売総合」「サービス総合」の回復は遅く、足踏み状態が続いている。「旅行」「宿泊」は「Go Toトラベル」キャンペーン期間中の7月後半以降、下落幅を縮めた。一方で故郷への帰省を見送ったり、外食を控えたりする傾向が高まったこともあり、「交通」「外食」は悪化した。5月前半以降は急回復していた「娯楽」も、「遊園地」が大きく下落幅を拡大している。

 一方、「喫茶店・カフェ」や「ゴルフ場」は引き続き回復傾向にあるほか、「映画館」も徐々に回復を見せている。

 また、「百貨店」「アパレル」など外出型消費が落ち込む一方で、「EC」や「コンテンツ配信」といったデジタル消費は好調。8月前半のデジタル消費は、コロナ感染拡大前に比べて約20〜30%増の高い伸び率となった。

 「家電(機械器具小売業)」や「家具」の耐久財消費も拡大。特に、家電は猛暑の影響により、7月後半から数値が上昇。在宅時間が増え、快適な”おうち時間”を過ごすための家電やコンテンツのニーズが増えていることが示された。