三陽商会は9月8日、オリジナル布製マスクの第4弾商品を、15日にオンラインストア限定で発売すると発表した。秋冬シーズンに向けて25種類の色・柄を用意したほか、カラー診断を活用したマスク提案サービスも提供。通年で必需品となったマスクをファッションとして楽しむ需要を取り込む。

 同社のオリジナル布製マスクは5月に第1弾を発売し、1時間で完売。6月に発売した第2弾、7月の第3弾も数日で完売した。当初は白の無地1種類だったが、追加で販売するにつれて複数の色や柄を展開。ファッション性を高めている。

 第4弾ではこれまでで最も多い25種類を用意。秋冬シーズン向けに豊富なデザインを展開する。これまでの商品と同様に、立体裁断で製造しており、アジャスター機能によってサイズ調整もできることから、顔にフィットしやすくしている。表地には洋服に使われる生地、裏地には抗菌防臭ダブルガーゼを使用している。

 また、一部のマスクには新たな機能も加えた。内側にフィルターを入れるポケットを付けた商品や、空気を抜いて息苦しさを軽減するベンチレーション仕様の商品があるという。

 さまざまな色や柄のマスクが一般的になったことから、自分に合うものを選んでもらおうと、同社オウンドメディア内で「パーソナルカラー診断」の提供も始めた。Web上で10個の質問に答えると、今回発売するマスクの中で自分に合う商品が提案される。ファッションの一部として“似合う”マスクを求める需要に応える。

 価格は1枚で税込990円、1320円(内側フィルターポケット仕様)、1650円(ベンチレーション仕様)。

 新型コロナウイルスの影響により通年でマスクが必要なシーンが増え、アパレルなどの企業からは秋冬に向けたマスクの投入も始まっている。デンマーク発の雑貨店「フライングタイガーコペンハーゲン」は、夏に好評だった「洗えるクールマスク」の秋冬カラーを9月19日に発売。ワイン、グレー、カーキの3色を展開する。

 秋冬に向けて、機能をより強化したマスクも登場。ウェアラブルIoT製品向け繊維メーカーのミツフジは、従来の抗菌防臭機能に加えて、新たにウイルス対策を施した秋冬用マスクの予約受付を開始。抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術を採用している。寝具大手の西川は、空気が乾燥するシーズンに向けて、乾燥肌や敏感肌の悩みに対応する「お肌に優しいマスク」を発表。摩擦による肌へのダメージの軽減を目指したマスクとなっている。