宇宙ベンチャーのインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)は、同社の取締役ファウンダーである堀江貴文氏が最終面接を行う「ホリエモンのロケット採用」を実施する。選考に先立って、10月16日に会社紹介セミナーをZoomで開く。

 セミナーでは、同社の稲川貴大社長と堀江氏が登壇。「なぜ、僕らは宇宙を本気で目指すのか」というテーマで、世界の宇宙開発の最新動向や日本の優位性に加え、同社が観測ロケットMOMOを宇宙空間に到達させるまでの経緯などを語る予定だ。

 今回の採用活動では、ロケットに関する知識経験は問わず、ものづくりに対する情熱やこれまでの経験やスキルを重視する。本採用のエントリーは10月16日以降に実施予定だ。

 同社は「世界一低価格で、便利なロケット」をコンセプトに、観測ロケット「MOMO(モモ)」と、超小型人工衛星を宇宙空間に運搬する軌道投入ロケット「ZERO(ゼロ)」を独自に開発している。

 同社の社員数は2019年の時点で25人ほどだったものの、その後15人ほど増員した(関連記事を参照)。また、トヨタ自動車からも出向という形で2人の技術者を受け入れている。

 稲川社長は記者の取材に対し採用の方針について以下のように語っていた。

 「海外の競合企業は100人前後の規模で小型ロケットを開発していて、当社もZEROを打ち上げる(2023年)ころには同程度の人数が必要になると考えている」

 世界に目を向けると、イーロン・マスク率いるSpaceX社をはじめ、グローバルで宇宙ベンチャーによる開発競争が激化している。インターステラテクノロジズは「宇宙は、インターネットの次にくる新しいインフラになる」とし、「世界で闘うロケットをつくるべく、ロケット開発・製造のスピードを加速させるため」と採用の経緯を語っている。 (今野大一)