KDDIや日本交通傘下のMobility Technologiesなどの5社は10月9日、自動運転タクシーの走行実験を西新宿エリアの公道で行うと発表した。実験では、KDDIビルにいる担当者が、遠隔システムを用いて実験車両の監視や操作を行う。通信手段には5G(第5世代移動通信システム)とLTEを使用する。期間は11月5日〜8日。

 ドライバーが乗車しない場合(京王プラザホテル・KDDI新宿ビル間の走行)と、ドライバー乗車する場合(京王プラザホテル・新宿中央公園間の走行)の2種類を実験する。

 実験を行うのはKDDI、Mobility Technologies、自動運転システムを開発するティアフォー(名古屋市)、自動運転用の3次元地図を提供するアイサンテクノロジー(名古屋市)、損害保険ジャパンの5社。2019年11月から自動運転タクシーに関する実験を開始、22年以降の事業化を目標としている。

 実験は新宿副都心エリア環境改善委員会と連携して行う。環境改善委員会は西新宿エリアについて「土地の高低差を利用した道路が立体的に交差するため上下の移動が多く、高齢者や障害者などに負担になっている他、慣れない来街者には目的地までの経路がわかりにくい構造になっている」とし、新たな交通システムの導入を進めていくとしている。