リクルート住まいカンパニーは、Webアンケートをもとにした「SUUMO住んでいる街 実感調査2020 関西版」を発表した。調査対象は大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県に居住している20歳以上の男女。集計の結果、最も住民に愛されている街(駅)1位は「苦楽園口」(阪急甲陽線)だった。

 ランキングトップ10には、苦楽園口以外に甲陽園(3位)、夙川(6位)、香櫨園(8位)、さくら夙川(9位)と、西宮市の駅が5つ入った。さらに、トップ20のうち、兵庫県の駅が12駅と半数以上を占める結果となった。

●今後発展しそうと感じる街は?

 「今後発展しそうと感じる街(駅)ランキング」首位は、「ほたるまち」の再開発で街が活性化する新福島(JR東西線)が選ばれた。北区再開発「うめきた」ではマンション群や都市公園などが建設予定で、梅田のみならず、近くの福島、中津も上位に入った。

 「教育環境が充実していると感じる街(駅)ランキング」では、学研奈良登美ヶ丘(近鉄けいはんな線)が1位となった。独自の教育システムを構築する幼小中高一貫校の奈良学園登美ヶ丘があり、塾などの教育環境も充実する文教エリアとして知られていることが1位の要因となった。

●「物価が安いと感じる街(駅)ランキング」は?

 「物価が安いと感じる街(駅)ランキング」では、1位の出屋敷、2位の杭瀬など、尼崎市が上位となった。

 「お気に入りのものが見つかると感じる街(駅)ランキング」1位は、人気のショッピングエリア「心斎橋」がランクイン。 「街並みが整然としていると感じる街(駅)ランキング」では、六甲アイランド(アイランドセンター・アイランド北口)が計画的に整備された電柱のない美しい街並みとして高く評価された。

 調査結果を受け、SUUMOは「全国的に知名度の高い大きな駅や再開発が進むエリアよりは、比較的規模が小さいコンパクトな街が『愛されている街』で上位に挙がった」と分析。コロナ禍以降は「消費欲を満たすだけでない、多様な側面を持つ街が、今後人気を集めていくと考えられます」と予測している。