「Go To Eatキャンペーン」への対応に、外食チェーン大手が苦慮している。ファストフード大手と牛丼チェーン大手は、予約システムがないためにポイントが付与されるオンライン飲食予約事業には参加せず、プレミアム付き食事券事業のみに参加することは関連記事で伝えた。

 一方、複数のブランドを展開する外食チェーンでは、ブランドごとに参加する事業が異なる。前回の記事でゼンショーホールディングスの状況をお伝えしたが、今回はグループの店舗数が約3000店舗を誇るすかいらーくグループの対応を見ていきたい。

●全ブランドで食事券事業に参加

 すかいらーくグループでは、ガスト、バーミヤン、ジョナサンなど、全てのブランドで「Go To Eatキャンペーン」のプレミアム食事券事業に参加する。どのブランドも基本的には全店で参加するものの、ファミリーレストランチェーンのトマトアンドオニオンと焼肉レストランのじゅうじゅうカルビについては、一部店舗での実施となる。

 また、店内での飲食やテークアウトだけでなく、すかいらーくグループの宅配サイトやコールセンターから注文すれば、宅配でも食事券が使用できる。食事券事業は一部の地域でスタートしていて、都道府県ごとに開始日が異なる。

●予約事業は一部ブランドのみ参加

 一方、ポイントが付与されるオンライン予約事業については、しゃぶ葉、夢庵、ステーキガスト、藍屋など、一部のブランドだけで参加することを明らかにしている。ホットペッパーグルメのサイトからの予約で、ランチタイム(午前7時〜午後2時59分)で1人あたり税込500円以上、ディナータイム(午後3時〜閉店)で税込1000円以上飲食した場合に、ポイントの加算対象になる。

 オンライン予約事業に一部ブランドのみでの参加となったことについて、すかいらーくグループに問い合わせたものの、「回答を控えさせていただければと存じます」と詳細には答えなかった。

(ジャーナリスト 田中圭太郎)