回転寿司チェーン大手のくら寿司が、10月19日からオンライン飲食予約事業に参加したことによって“無限くら寿司”というワードが大きな話題になっている。予約サイトを通じて予約・来店すればポイントがもらえる点は、この事業に参加している他の飲食店と同じだが、ポイントを使って食事をすると、またポイントが付くからだ。

 2人以上でオンライン予約をすることが条件で、ディナーの場合、2人で2000円(以下、税込)以上の飲食をすれば2000円分のポイントが付く。この2000ポイントを使って、オンライン予約をしたうえで2000円以上の食事をすると、また2000円分のポイントが付くことになる。

 そんな中、大手チェーンの「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトも、「Go To イート」キャンペーンのオンライン飲食予約事業に、10月30日から参加した。

 同社は「くら寿司」と同じように、付与されたポイントを使って予約をし、飲食をした客にまたポイントを付ける。くら寿司は2人以上で予約した客を条件にしていた一方、かっぱ寿司は1人からポイントを付与する。カッパ・クリエイトの担当者に「Go To イート」への対応を聞いた。

●「かっぱ寿司」は1人でも“無限”可能

 「かっぱ寿司」がオンライン飲食事業に対応しているのは10月30日利用分から。ホットペッパーグルメを通じて「かっぱ寿司」を予約した利用者に、ホットペッパー限定グルメポイントを付与している。ポイントを利用してネット予約をする機能に関しては、11月4日の開始を予定しているという。

 ランチタイムに1人あたり500円以上の飲食をした場合500円分、ディナータイムに1000円以上の飲食をした場合1000円分のポイントを付与する。このポイントを使ってオンライン予約をした場合、またポイントを付けることになる。

 「くら寿司」でも同様の対応を取っている。ただ「くら寿司」が2人以上での予約を条件にしている一方、「かっぱ寿司」は1人でのオンライン予約でもポイントを付与する。

●回転寿司チェーン各社の対応は分かれる

 「Go To」キャンペーンの仕組みは複雑で、大手飲食チェーンも対応に苦慮している。回転寿司チェーン大手4社の対応もそれぞれ異なっている。

 「Go To イート」では、ポイントが付与されるオンライン飲食予約事業のほか、25%のプレミアムが付いた食事券事業がある。「スシロー」と「はま寿司」はプレミアム付き食事券事業に参加することを明らかにしている。

 一方、「Go To トラベル」には、予約した旅行代金の15%相当額が旅行者に配布される地域共通クーポンがある。旅行先の都道府県、隣接する都道府県で、旅行期間中だけ使える。「かっぱ寿司」では地域共通クーポンが使えるほか、「くら寿司」も対応を検討している。

 「かっぱ寿司」は、回転寿司チェーン大手の中では先駆けて「Go To イート」のオンライン飲食予約事業と、食事券事業、それに「Go To トラベル」の地域共通クーポンの全てに対応した。

●カッパ・クリエイト「人数に限らず楽しんでいただければ」

 今回の対応についてカッパ・クリエイトの広報担当者は、「人数に限らず楽しんでいただければと思い、オンライン飲食予約への対応を決めました。トラベルの地域共通クーポンに関してもご要望がありました。Go To イートキャンペーンをお客さまに楽しんでもらえれば」と話している。

(ジャーナリスト 田中圭太郎)