副業による希望の月収は平均13万2546円だが、実際の月収は平均5万9782円──転職情報サイト「マイナビ転職」がそんな調査結果を発表した。希望と実態の差は7万2764円で、2倍以上の乖離(かいり)が浮き彫りになった。

 副業を始めた理由は「小遣い・趣味に使える収入を増やしたい」(52.8%)、「将来への備え・貯金を増やしたい」(48.3%)、「将来の収入への不安を感じた」(40.4%)が上位に挙がり、4位以下と差が出た。スキルアップや人脈作りなど、キャリア形成やライフワークへの期待から始める層は、それぞれ2割程度だった。

 副業に「満足」と回答した副業経験者は65.6%。「不満」は1割未満だった。満足している人は、希望の収入には届かないものの、「やりがい」や「視野・人脈の広がり」にメリットを感じている──と、マイナビは分析している。

 副業で実現したいことを、転職によって「本業として実現できる」と回答した人は約3割。見込める収入や生計が立てられるかどうかを考えると、現在の仕事を続けつつ、あくまで副業としてやりたいという回答が目立った。年代別だと、20代では「実現できる」の回答が4割を超え、転職によって自己実現を目指す割合が他の年代より高い結果となった。

 調査は2020年11月13〜16日、過去3年以内に副業経験、または副業意向がある会社員・公務員を対象に、インターネットで実施。800人(20歳〜59歳の年代ごとに200人)から回答を得た。