東宝は1月12日、2021年2月期通期(20年3月〜21年2月)連結業績予想を上方修正し、最終利益が140億円(前期比61.8%減)になる見通しだと発表した。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の大ヒットが寄与した。従来は90億円の予想だった。

 売上高は従来予想から210億円増の1860億円(前期比29.2%減)、営業利益は50億円増の190億円(同64.1%減)を見込む。20年10月に公開した劇場版 鬼滅の刃は、累計興行収入357億円を突破した(1月12日時点)。

 1月7日に発出された、2回目の緊急事態宣言については「当社グループへの影響は限定的」と予想。前回の緊急事態宣言(20年4月16日発出)では、全国の映画館・劇場で営業を休止したが、今回は一部の営業制限にとどまるという。ただ、新型コロナの影響は「不確実性が高い」とし、来期も影響が残るとみている。

 東宝が1月12日に発表した、21年2月期第3四半期(20年3〜11月)連結業績は、売上高が1378億円(前年同期比31.5%減)、営業利益が171億円(同59.9%減)、純利益が182億円(同58.9%減)だった。