首都圏の鉄道各社が1月13日、20日から当面の間、終電時刻を繰り上げると発表した。JR東日本に続き、東京メトロや西武鉄道、東急電鉄などが国や自治体からの要請に対応。各社とも、春のダイヤ改正で終電繰り上げを予定しているが、今回の措置は現行ダイヤの一部を変更するもので、「ダイヤ改正の前倒しではない」(東京メトロ)としている。

 東京メトロでは、平日は全路線で、土曜・休日は一部の路線・区間で終電時刻を10〜20分繰り上げる。ただし、平日の千代田線北千住発松戸行きの終電時刻は変更しないという。

 東急電鉄はこどもの国線を除く全線を対象に、終電時刻の繰り上げと深夜時間帯の一部列車・区間の運休を実施。例えば東横線の下り(平日)では、渋谷駅を午前0時35分以降に出発する列車を運休する。

 西武鉄道は、池袋線、西武有楽町線、新宿線の一部の下り電車で最大23分終電を早める。池袋線だと、平日は午前0時44分発小手指行きと、0時45分発保谷行きを運休とするため、終電時刻は15分程度早まる。

 小田急電鉄は、新宿駅を午前0時半以降に出発する3列車の運転を取りやめる。対象となるのは、平日・土休日ともに、新宿駅午前0時38分発相模大野行き、0時39分発向ヶ丘遊園行き、0時53分発経堂行き。それによって、相模大野と唐木田までの終電は午前0時20分発、新百合ヶ丘までなら0時25分発に繰り上がる。

 その他、京王電鉄や相模鉄道なども終電の繰り上げ実施を発表。1月20日から、首都圏の大手各社が一斉に深夜帯の一部運休などを行うことになった。