年始に放送された「逃げるは恥だが役に立つ」スペシャルでもテーマの1つとして挙がった男性の育休取得。実際に取得した人はどのくらいいるのだろうか。

 子どもがいる男女に「育児休暇」を取得したことがあるか尋ねたところ、男性で育児休暇を「取得した」人はわずか4.4%であることが、NEXER(東京都豊島区)の運営する、日本トレンドリサーチの調査で分かった。「取得したいと思ったが、取得しなかった」が9.9%、「取得しなかった」は85.7%となった。

 女性で育児休暇を「取得した」と回答した人は21.4%。「取得したいと思ったが、取得しなかった」が7.1%、「取得しなかった」が71.4%となっている。

 近年、特に若い世代で「男性の育児参加」が重要であるという考え方が一般的になってきているが、実際はどう考えているのだろうか。男性は「育児休暇」を取得して良いと思うか尋ねたところ、「思う」が最も多く75.3%、「思わない」が5.9%となった。

 取得して良いと思うと回答した人からは「育休を取ってもらえた方が子どもと関われる時間が増えるし、父親としての自覚が芽生えやすそう」(30代・女性)、「父親でも子供を思う気持ちは母親と同じだから、子供を育てるための休暇は許すべきである」(50代・男性)といった声があった。

 一方、取得して良いと思わないという人からは「稼ぎ頭が育児休暇など取っていられない。男性は家族を養うのが義務!!」(70代・男性)、「男女平等の世の中とはいえ、育児は女性が母性を発揮して行うことだと思うから」(60代・女性)、「育児休暇を取るより稼いできて欲しいし、出世にひびきそうだから」(50代・女性)、「取れる状況にないから」(30代・男性)などの意見があった。

 現代の社会は、男性が「育児休暇」を取得しやすい環境だと思うか聞いてみると、83.1%が「思わない」と回答した。「取得しても良い」と思う人が多い一方で、日本はまだ社会的に「取得しにくい環境」だと思っている人が多いようだ。

 調査は1月9〜12日にインターネットを使って実施。全国の男女1400人が回答した。